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打撃高騰チーム、シールズ・シールバック!  作者: 孤独
VS時代センゴク編
37/45

幼少精神

ペナントレース開幕前。当たり前のように新聞、ニュースでは野球解説者を招待し、優勝候補を語り合う。

東リーグは10人が同じことを語ったが、西リーグは混戦模様をどこも捉えていた。その中でペナントレースで戦う上での戦力を語った者。


「昨年の優勝はAIDAだったが、今年はAIDAを上回る力をつけたのはセンゴクでしょうな。先発陣は1番手から6番手まで他球団のエース級ですからな」



投手力というより、投手層は開幕前から非常に高いと評価されていた。


「中継ぎも、2人は計算できる投手がいる。投手力面では西リーグ1でしょうな」



昨年はAIDAとわずか1ゲーム差にまで迫った戦いを繰り広げた。

その多くの勝ち星は先発陣の試合作りであった。


「強打のシールバック、機動力のカイン。堅固のインディーズ。総合のAIDA。そして、先発のセンゴク」



大エース、牧を中心とした強力投手陣。昨年の最多勝と最優秀防御率を獲得した西リーグ一の右腕。




「野手は抜きん出ている、ショートの小田くんとセンターの徳川くんもいる。それに1番~9番まで穴がなく、強打を放てる打者が並んでいるのは脅威でしょうな。ベンチにも仕事人が複数いる」


シールバックは、河合、新藤、尾波、嵐出琉、友田の五人が中心とした強打者揃いの打線。カインは、杉上、曽我部、新潟、魚住を擁した機動力を絡めた打線。

両チームに共通するのは上位打線と下位打線との差が歴然としていることだった。

しかし、センゴクは1番~9番まで強打者が揃えられるラインナップ。

ずば抜けているのは小田と徳川の2人だけであるが、どっからでも一発を狙え、連打を積み重ねられるという、マシンガン打線。



阪東もこのセンゴクの野手陣と投手陣は常に目をやっていた。



「普通にやればここが一番強いだろうな」


阪東の理想に最も近い野球を体現しているチーム。

昨年のチーム打率、チーム得点は最多。下位まで気が抜けない打線というのは投手にとっても、相手の監督にとっても嫌なものだ。



「ラッキーなのは前半戦、早々当たらないことだな」



カイン戦、AIDA戦、インディーズ戦、ダイメトル戦、その次に当たったセンゴク戦。自分達の情報もそうだが、より鮮明な情報を得られる状態で彼等との初戦を迎えられること。

また、センゴクはその前でAIDAとの3連戦を控えている。

AIDAとセンゴクはライバル同士であり、優勝候補同士。エースをぶつけ合い、潰し合ってくれるだろう。

おそらく、牧と石田。寺岡と白石。ダイアーと根岸。のぶつかり合いだろう。やっちまえと、悪そうな顔でその決闘を望んだ。



ピコピコピコ……



「ちくしょー。またオールAカンスト、特殊能力全部の選手にならねぇよ」



移動日のこと。列車内でのんびりとリラックスしている選手達もいるだろう。

時代センゴクのスポンサーは、エンターテイメント企業が母体であった。野球がスポーツであり、遊戯である以上。それらに掛かっている金の多くを注げられる。誰よりも楽しい生き様を世に広めたい企業であった。

活躍した選手達にはよく企業の新商品が配られ、楽しませていた。



「もう一度、再チャレンジ」



みんながワイワイするようなゲームや話をするまでもなく。ただ1人、3人乗りの座席の端に座り、誰も入って来れないよう中央から野球道具を置いていた。なんとマナーの悪い選手だ。



「今度こそ作るぜー。最強の野球選手」


その前の席からのっそりと顔を出す、センゴクのキャプテンである徳川。


「小田ちゃん!前から言ったでしょ!荷物を椅子の上に置かない!」

「五月蝿い!徳川!今の俺は廃人プレイ中だ!黙ってろ!!」



西リーグ、最高峰のショート。打ってよし、走ってよし、守ってよし、投げるもよしと。4拍子も揃った超万能選手である小田。昨年のベストナインの1人。

同時にプロ野球界きってのゲーマーであった。かなりやりこむタイプ。


「移動日くらい、引き篭もりさせろ!」


なんていうか……プロ野球選手には見えない。友田とは別ベクトルにいる、ある意味の天才。性癖はかなりのどM。



彼がどうして野球選手になったかというと、


「俺はこのリアルでオールAかつ最強の特殊能力を携えた選手であることを証明するために野球をしているんだ!」



某ゲームに毒されているプロ野球選手。そんな選手を作るわけないだろうと、常識もゲーム的な意味でも言われるだろう。しかし、小田はそんな選手になりたくて野球を始めた。

なんていうか、野球を始めた動機が非常におかしい。

にも関わらず、球界を代表する名選手となってしまったのだ。得ている才能ももちろん、意思を輝かそうと鍛錬へのひたむきさは常人以上のものだ。



「今年の○ロスピも、パ○プロでも、俺は最強になっているんだ!」



もう30を軽く超えている選手がまだ幼少並みの精神力。だが、子供というのはある一点に嵌ればとてつもない成果を挙げる集中力をみせるものだ。


「まったく困るな。こっちが本性だなんて、野球ファンに伝えられないだろう」

「お前も人のことを言えないだろ」



落胆する徳川を見て、小田はゲームのロード時間中に反撃に転じた。



「月の数だけ女と付き合っている野郎がセンゴクの選手会長だなんて。お前女性ファンを減らす気か?言っておくが、お前はイケメンじゃないぞ」



小田との2枚看板で野手陣を盛り立てている徳川にもなんらかの問題を抱えていた。とはいえ、人間。誰しも問題を抱えているものだ。



「奥さんも呆れているんじゃないか?お前の女好きにはよ」

「小田。凄く嫌なことを言ってくれるな。だがな、俺の奥さんはそーいうところも受け止めてくれるんだよ」


徳川は結婚して2人の子供を儲けているのだが、実は愛人が7人もいる非常におかしいほど女付き合いが多い男。


「妻のセナ譲に、愛人の旭譲は俺の両刀。対等な存在だ」

「不倫じゃん」

「正式に認められている。それから茶譲、竹さん、梅さん、亀さん、オロクに……。ともかく、全国各地に俺は家と愛人を構えている。どの球場に行っても、待っている家と妻がいるんだ!素晴らしいことだろう!」



その時、徳川に一本の電話が入る。その主を見た瞬間、小田に語った男らしさがなくなって電話に出た。


「はいは~い。セナ譲なんでしょうか?」

『家靖!!とっと今月分の貢ぎ金、私と旭によこしな!!』

「分かりましたー。球場着いたらすぐ振り込みますのでー」



徳川は恐妻家。いや、恐妻ハーレムと言った方が良い。愛人達も奥さんも、これほどの女好き兼、簡単にお金をくれる男はいないと思っているだろう。

電話を切ってから小田に泣きそうな顔で語る徳川。



「俺はなー、みんなとの関係が崩れるから必死に活躍しないといけないんだよ」

「徳川。少しは人を切るとかしたらどうよ?」


すでにハーレムは崩れているだろう。若い頃、とんでもない女遊び好きかつ、断れない性格が災いして、全国の奥様方に多大なお金を支払っている始末。無論、家に帰ればちゃんとよくお世話されるので良いのかもしれない。


「はぁ~……。年俸が3億でよーやく、俺に小遣いが来るレベルなんだよ?必死さが君達と違うんだよ」

「お前の場合、完全に自業自得だろう」

「子供達(6人いる)の養育費も妻と愛人達のエステ代金も俺の財布からだぞ」

「それもお前のせい」



時代センゴクのスタメンは平均年齢が30代と比較的高い。

特に野手勢はベテランばかりが起用されている。小田も徳川も33歳とかなりの高齢。それでも2人は西リーグを代表する内野手と外野手。

打者としても、守備としても、走者としても超一流。その背景には特異な環境や性格が存在している。並の気持ちではやっていけない。

インディーズの荒野と菊田と似ているような2枚看板。



「お、着いたな。シールバックの本拠地、最寄り駅だ」

「まずは銀行に行かないとな!」

「団体行動無視するなよ、徳川ー」


そして、彼等の前後に構えている打者達。



「げろろろ」

「ここで吐いてるんじゃねぇ!相変わらず、下戸じゃねぇか!!なぁ、橋場!チューハイ一杯と、電車酔いでこれかい!」


列車から降りるなり、昼飯を吐いて気分を悪くする。センゴクの頭脳にして、切り込み隊長。体調もよく切り込まれる。1番、捕手、橋場。


「す、すまんなぁー。鈴木。背中さすってくれ」

「鈴木言うな!!俺は"孫一"だって言っただろう!?」


登録名は、"孫一"。本名は鈴木太郎と、なんで山田太郎にしなかったと激怒したいものだった。名前コンプレックスを持つ、強肩強打のライト。5番、孫一。


「どいつもこいつも纏まりのない奴等め。プロ野球選手として恥ずかしいぞ。俺を見習え。誰が見てもプロ野球選手だ」

「孜幡さん。いくらプロ野球選手だからといって、ユニフォームで移動するのは止めてくれません?こっちが恥ずかしいです。スーツを着てください」

「かっかっかっ、豪気な人でいいでねぇの。丹羽っち!この作間は孜幡さんのそんなところを気に入ってまっせ!」



必殺仕事人、孜幡。控えの強力打者。それに6番、セカンド、丹羽。センゴク随一の常識人。2番、ファースト、作間は日本人であるがまるで外国人のようなメチャクチャな喋り方をする男。曰く、球界一の馬鹿野郎になりたい。



さらには、前田、大伴、上杉、竹田、黒田などなど。

どこぞの戦国時代がモデルとなったような苗字が揃っている野手陣。かなりのおっさん達であり、野球ばかりしてきた馬鹿共。常識が抜けたマヌケ達。

移動する時はいつも飲み会のようなノリでどんちゃん騒ぎをし、よくネット上で通報させられている迷惑過ぎるチーム。しかし、そんなどんちゃん騒ぎや情報発信が全国では人気を呼んでいる。

中年共の星。



「敗戦してやって来たってのに……」


溜め息を一つついてから降りるもう一つのグループ。野手陣とは違い、年齢がかなり若くなる先発投手陣。

その三番手、寺岡はAIDA戦で敗北をつけられての乗り込みなため、気分がノッていなかった。


「まーまー。あーいった切り替えができるのが、ウチの強みだよ。寺岡さんも気にし過ぎはよくないよ」

「俺には敗戦を学習しない奴等に思える。先輩に当たるけどさ」


寺岡を軽く気遣う、5番手投手の雛。今日のシールバック戦、初戦のマウンドを託されている。

時代センゴクは極めて安定感があるチームといっていい。選手層が厚いというより、チーム全体の雰囲気が常によく明るい。AIDAは新田が代えが効かない大黒柱となっているが、ここは徳川と小田を中心に纏まれるし、投手達も野手とは仲良くやれており、極めて高い団結力を持っている。



「あれ?牧はどこに行った?」

「あいつなら徳島インディーズのところにいったぞ。シールバック戦は登板する予定がないからな」

「勝手な大エースだなー」

「次の登板が奴等だからな。研究熱心なんだよ。彼は投手馬鹿だから」


先発ばかり注目されるが、中継ぎも新加入の2人がフル回転。

セットアッパーの犬飼。守護神の屑川。


「Ah-。勃起タラン」


エロ本を読みながら、エスカレーターに乗る超大型外国人。ダイアー・ヌルト。

エロ本片手に駅を歩ける強力な心臓の持ち主。だが、マウンドでは結構動揺しやすい。


「その本、女用じゃね?」

「Yes。カモーン」

「お断りだ」


エロ本とは言っても、男子が喜ぶ被写体は並んでいない。強心臓なのは異質な恋と出会えたときだけ。牧に次ぐ、強力外国人かつ大エース。

ダイアーは2戦目の登板だった。



選手達が持つ個はバラバラで異彩を放っているが、チームワークは抜群。

プロ野球チームの理想像の一つ。敵と相対すれば歯車は必ず回る。




シールバック。

1番.センター、友田

2番.レフト、本城

3番.セカンド、新藤

4番.キャッチャー、河合

5番.サード、尾波

6番.ライト、地花

7番.ファースト、嵐出琉

8番.ショート、旗野上

9番.ピッチャー、海槻



時代センゴク。

1番.キャッチャー、橋場

2番.ファースト、作間

3番.ショート、小田

4番.センター、徳川

5番.ライト、孫一

6番.セカンド、庭

7番.サード、前田

8番.レフト、大伴

9番.ピッチャー、雛



阪東は右投手の雛に左打者を7人も使った打線に代えた。春先不調の嵐出琉は7番に落として、代役に尾波と地花を昇格。

試合は馬鹿試合と思われるほど、点取り合戦を展開した。



「ボール、フォアボール」


1回表、その馬鹿試合を感じさせずに友田と本城を打ち取った雛だが、新藤が10球も粘ってから四球で出塁。次の打者に甘く入った初球のストレート。

失投を豪快にスタンドに持っていく一発。



「シールバック!河合のツーランで早くも先制!!」



一方、センゴクも負けていない。1回表は三者凡退に終わったが、2回は一味違った。



「徳川、孫一!連続ヒットでノーアウト2塁1塁!」



獲られたらすぐに獲り返そうとする、息と同じような感覚でチャンスを作ってしまう。

続く、庭はランナー入れ替えの内野ゴロでとりあえず、3塁1塁とチャンスを広げる。試合は先制こそされたが、たったの2点差。

下位打線に強打者がいる強みがこの場面で活きてくる。外野フライを避けたい時に平然と、強行を決めてしまう打者の力量。



「前田!鮮やかなピッチャー返しで、徳川を返すタイムリーヒット!すぐに1点を返した!」



強行とは成功すれば大きなものとなるが、失敗すれば何も残らない。

下位打線の役割ならばまず1点でも獲ろうと、慎重な打撃を試みるだろう。犠牲フライで済めば2アウトとなって、相手がやれることは連打の積み重ねだけになるのだが



「下位まで切れ目がないのはキツイな」


チャンスをちゃんとバットで応える打者が下位まで揃っている。小技がない分、投手が捕まると取り返しが効かない。




続く、大伴にもレフト前に運ばれ、さらに庭がこの当たりでホームを踏むなど。河合の2ランがあっという間に消えてしまい、さらなるピンチ。



カーーーーーンッ


「打ったーー!9番!雛の打球は右中間へ飛んでいく!!」


1番~9番まで切れ目なし。しかもそれは指名打者制ではないにも関わらず、言われていること。ピッチャーまで打者としての能力があるという異質ぶり。

右中間の打球。友田がこの打球を緩慢プレイで追い、走者2人を返すスリーベースへと変わってしまう。

あっさりと、4点を返されて先発の海槻はボーゼン。




「打線は確かに西リーグ一だな」

「阪東さん!海槻に何か言ってあげることは?」

「5回までなんとかしろ」


打者として警戒すべきは徳川と小田。……それと、わずかに劣るが孫一のみ。

それでもこのクリーンナップを活かすため、下位も上位も巧打を光らせる。まず三振が極めて少ない。打てば何かが起きることをよく理解している打線だ。


打者なら河合と新藤、友田、尾波、嵐出琉の5人で軽々と上回る攻撃力を出すが、上手く線にならないシールバック打線。

河合を中心とした一発屋が多い。対して、ヒットを重ねていくセンゴク打線。



「橋場も続いてこの回一挙5点!一気に試合を一方的にしていきます!」



爆弾対マシンガン。といったところか。

正直、打撃戦で分が悪いチームと初めて出くわした気分だ。


その後、シールバック打線は阪東の指示で雛が時折見せる内角に甘く来るストレートを狙い打っていく。



「地花!ソロホームランで2点差に迫る!」



これがホームランになっている内はまだ安心。こーゆう失投を単打で済ませず、最低でもツーベースにすること。ゲッツーの心配を回避すれば得点チャンスは増える。あとは失点を防いでいきたいが……



「旗野上1人に守備を任すのはさすがに無理か」


というより、ショートが旗野上だからこそ。センゴク打線はライト方向に打球を飛ばしている。彼の守備力は警戒に値する。

2回のような爆発した得点力はなりを潜めたが、上位打線。特に小田と徳川はキッチリと結果を出して着実に得点に貢献する。チマチマとしたインディーズ打線の攻撃とは違い、打撃で返すのだから一つ違えば大量失点だ。




「雛が次の先頭打者だぞ。友田!」

「りょーかいっす!」

「緩慢守備した借りはちゃんと返せよ!」



5回裏、1番の友田からの攻撃。

勝利投手の権利と、6回表が雛からの攻撃を考えればセンゴクが継投に入るのは必然だった。

すでにストレートを狙い打たれて自信がブレている雛をKOするのは容易いことだ。変化球で逃げる投球を今度は打っていく。



友田のライト前ヒットを皮切りに、本城のセンター前。トドメに



カーーーーーーンッ



「いったーーー!これぞ4番の打撃!!……おっと失敬!3番新藤の打撃!」


この勝負強さに実況がうっかり打者を間違えてしまった。3番、新藤の逆転スリーランであっという間に雛を敗戦投手に変えてしまう。


「さすがだぜ。新藤」

「スライダーが抜けたからもう雛は限界だね。あれを決めなきゃ、3番をはれないよ。河合」


鮮やかに失投を本塁打にする新藤。河合の前だって恐ろしいバッターがいることを教えてくれる。


ここから小刻みの継投戦。

4回からリリーフする吉沢が2回2/3を1失点で切り抜け、勝ち投手の権利をとる。

その後は植木とケント、井梁、沼田、安藤と継投しながら9回までいった。


一方で、雛の後からリリーフに入ったのは小岩。

接戦だったことで中継ぎエースの犬飼はベンチで待機。少し甘い采配をシールバック打線は逃さない。

連打とは違って甘い球のみに絞った好球必打の作戦は思った以上に嵌った。



「代打、木野内!2ランホームランでダメ押しぃぃっ!」


7回裏に代打、木野内の一発が試合を完全に決めた。

一発打線がなんとかセンゴクから勝ちを拾った。井梁が1失点と誤算になったが、勝ちは勝ち。


12-10の接戦をものにしたシールバックであった。



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