聞き込み調査
ヴィリアムが飛んで行った後、無事に里に戻ることができた。前回は転移魔法陣の場所がわからなくて迷子になっていたが、今回はちゃんと場所を覚えていたため、迷子にはならなかった。
次にすることは聞き込み調査だ。と言っても、全くエルフの姿が見えないため、聞き込みができないが。
「ハルカ!」
後ろから元気な声が聞こえてきた。
「ソフィーか」
そこにはソフィーとレンがいた。
「おはよう」
「おはようって。いまはもう昼だよ」
「そうなの?弓の稽古に集中していてそんな時間が経ってるって思ってなかった」
「弓を頑張っているんだ。どんな感じ?」
「まとに矢を当てられるまで成長したわよ」
「本当は三回に一度しか当たらないんですけどね」
レンがソフィーの話に突っ込む。
「もぉー。レンー」
「まあ、的に矢を当てられるまでって、何回に一回でも当たれば、そう言えるしね」
「そうよ。私嘘ついてないですし」
「そういえば、ハルカは今日何してたんだ?」
レンが聞いてくる。
「あっ、確かに。私も気になる」
「ええとね、僕はさっきまでヴィリアムと魔法の鍛錬をしていたよ。まあ、今日はスキルを取得していたんだけど。明日には付与術を教えてもらうんだ」
「付与術ね。私も昔やろうとしたけど、難しくて諦めちゃったのよ」
「そんな難しいの?」
「まあね。エルフの里でも使えるのはレンとヴィリアムを含めても五人くらいしかいないのよ」
「じゃあ、結構レアなのかな?」
「俺は使えるからと言っても、対して使う機会なんてないんだけれど」
「結構使えそうなのに?」
「魔力消費も意外と激しいからな」
魔力消費が激しいって?ちゃんと使えるか?僕が
「そういえばスキルは何をゲットしたの?」
「隠密と魔力探知だけだね」
「二つもゲットしたの?すごいわね」
「そうかな?」
「そうよ。しかもそのうちの一つが隠密だなんて。あれ結構難しいのよ」
「確かに。転移がなかったら絶対に時間かかったよ」
「あっ、ごめん時間ね。また後で話しましょ」
ソフィーは走って訓練場の方へ行った。
「ヴィリアムと魔法の訓練をするんだっけ?」
「ああ、そうだ。ソフィーネ様は弓の才能がある。俺よりも」
「そんなに?」
「あぁ、しかも魔力量も常人よりも多い」
「魔力消費量ダウンがあるからてっきりそれのおかげで上級魔法をつかえるんだと思ってたよ」
「確かにそれもあるな。魔力探知をゲットしたなら今度見てみるといいぞ。きっと驚く」
そんな言われるの気になるな。
「成長が楽しみだね」
「俺はお前の方が成長すると思う」
「はい?常人程度のステータスの僕が?」
「まあいい。それより、この後時間あるか?」
「それ僕が先に聞こうとしたことなんだけどな」
「そうか。それはすまない」
「いや、そんな謝らなくていいよ」
「ハルカも俺と調査を一緒にしようとおもってたのか?」
「まあね。全然僕はこの里を知らないわけだし」
「わかった。案内する」




