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ギルド

 僕は、昨日冒険者になった。そして、初めてお酒を飲んだ。この世界では、15歳からお酒が飲め、僕は、前の年の11月に15歳を迎えているため、飲めた。ルージュは、僕と同じ年だが、僕よりも四ヶ月早い、七月生まれらしい。初めてのお酒のためか、アーヤ師匠にお酒をガンガン飲まされた。こう言うのなんかのハラスメントではないか。まあ、この世界に、そう言うものはなさそうだけど。昨日お酒をジャンジャン飲んだせいか、昨日のことは何も覚えていない。今日、目を覚ますと、自分のベッドで寝ていた。果たして自分で寝たのだろうか。寝かされたのか。聞くのは恥ずかしいため、聞かないようにする。今日は、昨日ダンジョンをクリアして、疲れただろうからと言われて、休日になった。僕は、ギルドの依頼を受けてみようと思う。


 ギルドに来た。昨日、どうやって家に帰ったのかすらわからないため、自力でギルドを探した。と言っても、地図が街にあったから、すぐに見つけられたけど。


 後ろから声をかけられた。


「お、やっぱ昨日の、地味なやつじゃねぇか。闇の勇者の弟子はどうだ?」


 そう言われて、後ろを向く。すると、そこには、複数人でのパーティがいた。話しかけてきたのは、リーダーの男らしい。その周りが、僕を見て、ニヤニヤしている。あまり気分が良くない。僕はその男をシカトする。すると、男が不機嫌になる。


「おい、無視かよ。こっち見ろよ」


 僕は、男のことを無視して、カウンターに行く。だが、男に腕を掴まれる。


「お前、表でろ」


 あ、やべ。これ怒られせ、路地裏でボコされるやつだ。僕は仕方がなく、ついて行く。やはり、路地裏らしきところだった。あたりは薄暗く、人気もない。


「お前ムカつくんだよ」


 男は、早速パンチを僕に向かって繰り出す。僕はすぐに、身体強化(ブースト)を使い、攻撃を避ける。


「ちょこまか鬱陶しいんだよ。お前らこいつを囲め」


 僕は囲まれる。ざっと八人程度だ。逃げられないようにするためだろう。こいつらは、僕をボコボコにするつもりだ。


「逃げられないぜ。戦ってみろよ」


 今度は剣を取り出した。こいつ、やりすぎだろ。男は、僕に向かって振り上げる。避けて、男に近づき、

顔を思い切り殴る。吹っ飛んだ。


「てめぇ」


 男の取り巻き達がキレだす。僕はそいつらを全員吹き飛ばし(ウィンド)で飛ばす。壁に当たって気絶したやつが五人のこりは、二人。一人が身体強化(ブースト)を十倍ほどに上げて、剣で攻撃する。避けて、腹パン。悶えている。もう一人の方は、バケモンめと、叫んで逃げた。


 僕も、逃げた。通報されたら、言い逃れはできないからな。でも、僕は正当防衛したに過ぎない。相手は、僕に対して、剣を抜いてるし。


 ギルドに戻り、依頼を見る。Fランクでできる依頼は、スライムの討伐、薬草の採取など、ハイゴブリンの討伐の依頼は、Dランクかららしい。僕は、仕方がなく、スライムを討伐しまくった。十体で、銅貨一枚らしい。銅貨一枚で、百円だから、一体あたり、十円か。安いな。百体ほど狩って、銅貨十枚ほどもらった。二時間ほどで、百体だから、自給500円だ、日本の最低賃金の約二分の一だ。でも、おかげで、Eランクまで昇格できた。一人でスライム百体も倒せると言う理由らしい。ゴブリンの依頼が受けられるので、多少マシになるだろう。ちなみに、魔物を倒したかは、自分の冒険者カードの履歴でわかるらしい。結構便利だ。ゴブリンの左耳を持ち帰らなくてもいいのだ。


 あと、なぜか、スライムの討伐が終わって、ギルドに戻ると、恐怖の目で見られた。なぜだろう。


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