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ENDING [猫の行方]

GМ:いよいよ最後、エンディングフェイズですね。皆さんは3つの碑に囲まれた場所にいます。

ピコ:例の石碑の謎解きはこうかな?


フカキ ゴウヲ モトムレバ

モクテン シゲル イシノソバ 

アカキ サクラノ ハナビラト

カギユウノ カラヲ ウメイノル


伊達龍之介:モクテンの繁る石ってのは船の碑であってるかな

アオギリ:そこに私が採取した花びらと、蝸牛の殻を埋めるのか。

しょーくん:深き業を求むれば、モクテン茂る石の傍、赤き桜の花びらと蝸牛の殻を埋め祈る

しょーくん:深き業ってなんだろう? そんな深い業を欲しがったりしないけど……。


GM:ではその二つを船の碑に埋めると、どこからかゴゴゴゴと音がしました。


GM:ケイオス「(ごう)ってなんだ?それって、地下の(ごう)のことだろ?」


しょーくん:「えっ……ええぇぇぇぇぇ!?」

アオギリ:「えっ、業じゃなくて?壕?」


GM:ケイオスが指す先、人が入れるほどの洞窟がつながっています。

ピコ:なんと


GM:ケイオス「業?が出てくるのがよく分からんが…、おまえら厨二病なんだな」

しょーくん:「†混沌のケイオス†には言われたくなかった……」


GM:奥からは祭り囃子の音が聞こえてきます。それと、微かに色を帯びた声も…


しょーくん:リーダーを先頭にしよう。


GM:猫又「婚姻の儀はもう始まっているのか! 残念だったにゃ!」


GM:???「あっ、あっ///」

しょーくん:N●Rだ!

アオギリ:ファッ!?

GМ:ケイオスは泡を吹いている……。

アオギリ:ケイオス、気をしっかり持つんだ。


GM:…


GM:冒険者A「きゃー♪肉球やわらかーい♪」


GM:猫又A「あっ、あふん///」


GM:冒険者B「おうおう、いい反応するじゃねえか」

GМ:猫又B「しっぽはだめぇ///」


アオギリ:そっちかよ!

ピコ:あ、あれ?


GM:にゃーこ「にゃー!酒もってこいにゃー!」

GМ:猫又C「勘弁してください~」


伊達龍之介:「・・・・・・・アレェ?」


GM:阿鼻叫喚であった。元々猫人族を選択するほどの猫好きである彼女らにとって、このスペースはただの無料ネコカフェでしかないのだ…。


GM:猫又C「あっ、冒険者さん。たーすけてー!」


しょーくん:その発想はなかった。

GM:ケイオス「お・・・おい、俺はなんのために・・・」ガクリ

アオギリ:「・・・・・・もうこのモフモフ祭りに混ざるしかない!」


ピコ:えーーーと。


しょーくん:「…………(あっ、ここをお店にして入場料取ったら儲かる!)」

GM:にゃーこ「あ、ケーちゃん!久しぶりにゃー!こいつら可愛いし、酒くれるし楽しいにゃー!」


GM:ケイオスは泣いています……。

ピコ:ケイオスちゃんナデナデ

アオギリ:「と、ともかく無事でよかったじゃないですか…ねっ!」

しょーくん:「ちょっと、泣かないでよケイオス、ほらかえって馬糞……じゃないぼたもち食べよ?」


伊達龍之介:すっかり脱力している


GM:さて、猫又族はこれに懲りて悪さをやめ、村とも正式に和解が成立したようです。

GM:ちなみにレギル家は、ただの猫アレルギーでしたね。


アオギリ:あーやっぱり。


しょーくん:これは全部、当時の祭司ってやつの仕業なんだ。


GM:ちなみに猫アレルギーの抗生薬はロデ研が1日でなんとかしてくれたため、レギルも幸せそうに猫又をモフっている。


伊達龍之介:ロデ研wwwww

アオギリ:ロデ研の対応はやい!

しょーくん:ロデ研、現実でもそれができたらノーベル賞いけるよ


GM:では救出した後の話で締めましょうか。


GM:ここはアキバの猫カフェ〈マタタビ〉。

GM:店内は猫好きの冒険者や大地人でいっぱいだ。

GM:ヨチヨチとした足取りで懸命に給仕をするが、猫じゃらしに飛び付いてしまうものや、調理場にいた鼠を捕まえ、ドヤ顔でお客さんに見せびらかすものなど、まだまだ商売にはほど遠いですが、アキバの名所のひとつになりました。


GM:君たちもここに集合していますね。

GM:好きにロールをどうぞ。


ピコ:「猫いっぱい・・・しあわせ~」ほにゃほにゃ

GM:猫又「おまたせしましたにゃー。にくきゅうハンバーグですにゃー」

ピコ:「わーいいただきまーす」もきゅもきゅ


アオギリ:「ねこ・・・もふもふ・・・」

アオギリ:猫好きというか動物好きなのでめっちゃ幸せそうに眺めてます。

ピコ:「猫又さんが悪い猫さんじゃなくてよかったねぇ」ほにゃほにゃ


GM:にゃーこ「おらぁ!きびきび働いてノルマとらんかーい!」

GM:ケイオス「おい。。。猫さんたちがかわいそうだろ・・・」


伊達龍之介:「やれやれ・・・まぁ、何にせよ平和で良かったぜ・・・」

伊達龍之介:幸せそうにしているピコやアオギリを眺めながらぼんやりとコーヒーを飲む

しょーくん:「そうだねぇ」お茶もきゅもきゅ


GM:銀爺「おー、お前らここにいたか」

アオギリ:「あ、銀爺さん!」

ピコ:「あ、ぎんじーだ」


GM:銀爺「今回は本当助かったぜ・・・こいつは報酬だ!」

GM:・・・どん!


伊達龍之介:「お?」

ピコ:なんだろうわくわく


GM:モ ク テ ン 香


伊達龍之介:あっ

しょーくん:「あ、ちょっと、こんなところで開けたら!」

ピコ:それ ここに おいたら

アオギリ:「こ、ここでそれは・・・っ!」


GM:ぶわっ!!次々と倒れる猫たち…そして猫人族…。

GM:営業停止になったけど、みんな元気です。


伊達龍之介:「全員逃げ・・・あああ遅かったあああああ!!!」


GM: お わ り ! お疲れさまでしたっ!

これでキャンペーン2章は終了です。

おかげ様で1章は「ほぼ2万PV」達成ということで、たくさんの方に見ていただけました。

シリーズを通してこんな場面が良かった、このキャラクターが好き!とかあれば感想お願いします。

(メンバーは変わってしまうかもしれませんが)要望があれば3章もできるかもしれません。

以上、よろしくお願いします。

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