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人型兵器で戦う世界。
スターム社のシズオカ工場で朝をむかえた宇宙巡洋艦アレックスコード。
女性パイロットを下から盗撮した作業着の男が潜入したスパイだったとは・・・
「月の男が女日照りだとはいえ・・・きさま!それでも軍人か‼」
出来心で、地球合同軍の女性兵士の短いスカートの中を撮影した、間抜けなスパイに女性艦長代理が、
「何人で潜入した?どうやって来た?潜水艇か?」
椅子に座らされたスターム社の作業員に化けた20代の男は、黙秘を続けた。
撮影されたシェレルが、
「あんた、死のヴァージン事件(3000人の不美人がB3ガスで殺処分)知ってるよね。アレには世界中の女性がムカついてんだよ。艦長代理、どうせ口割らないんだから、逃げようとしたってことで処刑しちゃったら?」
「ナゴン・・・」
男が謎の言葉を発した。
すぐ後、爆発音が聞こえた。
「あんた、なんかした?」
シェレルの問いに答えたのは、ミス・テンプルトンで、
「彼、マイクつけてる。外にいる仲間が人型兵器で」
兵器メーカーの技術主任らしいテンプルトンのノートパソコンに水陸両用人型兵器が手榴弾を投げている画像が映っていた。
「ナナミ!」
艦長代理が、発進を命じた。
「・・・ナナミ君たら!」
マルチナは、スコルピオンXに向かう少年パイロットに唇を奪われた。




