エピローグ とある町に関する機密文書
*警告
この情報へのアクセスは――――の許可が必要とされます。仮に不正にアクセスした場合は――――の「調整」対象に認定されます。
発生初期の時点で漉餡町は自衛隊により封鎖され救助も禁止された。他国の攻撃による放射線汚染や細菌兵器、はたまた有害ガスの漏出。挙げ句の果てには呪いや祟り、宇宙人の侵略と言った陰謀論めいた説が真剣に検討された。
そうした中で人を迂闊に救助に派遣することは不可能であった。生存者を町内に捜索出来たのはそうした閉鎖を無理やり突破した非政府組織(主にEENの中でも犯罪に手を染めている層)の者たちである。従って、公式の生存者はゼロ(どうせ国が介入する頃には全員死んでいたであろう)である。
事態の原因を特定したのは数週間後のことであった。あの事件が起こったと思われる日から国へモールス信号が送られて来ていた。日々、数多ある政府への悪戯の類いの一つだと思われていたが、たまたま有識者がそれを自首だと発見した。
曰く「私が漉餡町の住民が死んだ原因である」と。どこかの国の犯行声明かと思われたが発信元は国内の無人島であった。
その後たった1人の人間のために新しいルールが追加されるという異例中の異例の対応が取られることとなる。
(これはもしものことがあったとき、ストッパーが居ないと「一般世界」を滅ぼしかねない事を意味する。シナリオの一つとしては別途資料 CASEα「世界放送」等が挙げられる。)
彼女の名称はここでは『秘匿人類特異点』と扱うが、他には『人類最果て』『神への0歩』『白銀の死神』『不完全なる完全』『ピースラック』等と呼称されることがある。(彼女に関する情報の発信元は前述の非政府組織だと思われるが特定は未完了である。)
これにて外伝完結です。




