第八十七話 『Vs.大炎霊エウリピデス・メーデ』
-聖霊暦 8129年 炎霊の巣-
「我の試練の内容を説明しよう…。」
そう言うとエウリピデスは自らの頭の上に炎をともした。
「大丈夫なんですか!」
アリレスが叫ぶが炎霊エウリピデスは笑みを浮かべる。
「大丈夫じゃ。我もセナと同じ炎を操りしもの。炎ごときではやられまい…。」
一同は安心した。ガイアはどうやら試練に参加しないらしく遠くから眺めている。
「それでは試練の合格条件を説明しよう。我の頭の上に灯っているこの炎を消す…。それだけだ。」
「ならば…。魔法"マリンブレイカー"!」
セレルは即座に水魔法で鎮火を試みるが一瞬鎮まるだけでまた炎は燃え上がる。
「嘘…!」
「我の魔力で炎は自然に回復する。その勢いを超えて炎を超えるのじゃ。魔法"マグマバーン"!」
さらにエウリピデスの炎は燃え上がる。
「ならば私が…。魔法"ゴッドウィンド"!」
一点を狙う形の風魔法は見事に避けられる。
どうすれば倒せるか…。一同は頭を捻った。
「これなら…。魔法"シーバーン"!」
勢いよく燃え上がる炎は鎮まる。しかしまだ相変わらず燃えていた。
「今だっ!私が従者として!魔法"ストームレイツ!"」
セナの土魔法は弱まった炎を見事に鎮火した。
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「お見事。合格じゃ。では…これを託そう。」
エウリピデスは巨大な杖を差し出してきた。
「これは炎の魔力が込められた杖じゃ。誰が持つべきか…。分かっておるか?」
セナが凛々しい顔を見せる。セナにエウリピデスは笑顔で杖を託す。
「それでは…エウリピデス様の分まで頑張ってきます。」
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-聖霊暦 8129年 光の教会-
アリレス達は今度は戦霊の教会へと連れてこられた。
「久しぶりだ。アリレス。セレル。」
戦霊エウリピデスが待っていた。




