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哀刻 --Tradimento Tempo--  作者: Futabave.
十三章 ギイラから、感謝を込めて。
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第六十九話 『人類、滅亡』

挿絵(By みてみん)




-聖霊暦 8114年 エリメド大陸 炎霊の巣-


「なんなんだ貴様は…!」


防衛戦から2年後、炎霊のもとに魔神がやってきた。

炎霊は炎を操り魔神に抵抗するも、抵抗むなしく一発で灰にされてしまった。


「足掻いても無駄なことを…。」


魔神は笑いながら次の精霊のもとへと侵攻していった。


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-聖霊暦 8115年 静寂の浜辺-


信霊のもとに魔神がやってくる。


「あなたは…どうやらいいものではないようですね…。」


攻撃をはじく壁を信霊は自らの前にはる。


「無駄だ…。"カオスブレス"」


静寂の浜辺がある静寂の孤島ごと闇に侵食される。


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-聖霊暦 8115年 光の教会-


ホワイティア、ディスティニアに信霊のことを告げる戦霊。彼もまた魔神の襲来に気づかなかった。

魔神はリドメリズが使っていたのと同じ幻影魔法で姿を消し、教会の目の前まで迫っていた。


「エウヘメロス様…後ろ…………!」


戦霊は粉々に砕け散った。


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-聖霊暦 8116年 聖人学園ロディア-


「学園には近づけません…。魔神よ。」


愛霊が魔神を阻止し、凍結魔法で手足を凍らせる。


「俺の狙いは聖人ではない。」


魔神は力を込め氷を突き破り、愛霊を叩き潰す。


「フハハハハハ!聖霊以外の精霊は全滅か…。あとは聖霊が現れるのをまつのみだ!フハハハハハ!」






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-聖霊暦 8128年 海上-


ギイラの最後の魔法により一つに結束されたアリレスたち5人の遺体は聖霊門を抜け、海上へと放り出された。

危険な魔物が屯する海上をぷかぷか浮かびながら流れていく。

謎の魔力に覆われており、アリレスの周辺の海域には一切魔物がいなかった。

石にぶつかったこつん、という音ともにアリレスは海の真ん中にある真っ暗な洞窟へと流されていった。


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