第四十五話 『Vs.寄生獣リドメリズ』
-聖霊暦 8110年 メリア闘技場-
リドメリズの姿を消す力はあまりにも強力だった。
「魔法"フレイムウォール"!」
セナが爆発魔法で攻撃を仕掛けた。辛うじてダメージは与えられたが、効率が非常に悪かった。
「食らえ!"勇者の舞"!」
何度も攻撃を仕掛け、リドメリズの場所をつかんだ。
「えっと…これでなんとかします!魔法"アサシンブリザード"!」
氷や闇などアリレス達は様々な属性の攻撃でダメージを与えていった。
「フハハハハハ!無駄だ!これで貴様らは全員死ぬ。魔法"パラサイヴェア"!」
寄生獣たちがどんどん現れてきてアリレス達の魔力が一斉に奪われていった。
「ぐっ…力が…」
セナを除く全員が寄生され、能力値が低下した。
「残念だったな!これでお前らに勝ち目はない!」
「わたしがなんとかしないと…!」
セナの周りには"黄"の闘気が出現していた。
「……従者か。」
「私がみんなのために…これで終わらせる!"バーンドラゴン"!」
杖から炎の龍が現れ、リドメリズと競り合う。
「くっ…なんだこれは…!」
セナの炎の龍はリドメリズを呑み込んでいった………
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翌日、表彰式が行われ、リストが表彰された。
「皆さん…本当にありがとうございます。これをどうぞ。」
賞品の目玉である魔力を増幅させる薬をリストは渡してきた。
「私の目的は姉となんとか生き延びるための資金を集めることだったので…。魔獣リゼイドルを倒すんですよね?頑張ってください!」
アリレス達はリストに感謝を述べ、メリア闘技場を去った。
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-聖霊暦 8128年 ロディス大陸-
デイルが口を開いた。
「あの…東に行きませんか?」
アリレスは東を見ると、巨大な都市のようなものがあった。
「あちらが僕が通っている、"学園都市"ロディアになります」
こうして、デイルの希望の下、アリレス達は学園都市へと向かっていった――――




