第九十九話 『Vs.神邪聖帝アポロフェウス』
-聖霊暦 3129年 邪教魔城カオス・ザ・ニエレス 哀しみの社-
「最後の戦い…。全てを救って見せる!"ギャラクシースラッシュ"!」
最初から全てを出し切った状態で最終決戦は始まった。
「余の真の力を思い知らせてやる…。"ヘル・ディ・エヴェント"。」
巨大な闇に包まれ視界が完全に塞がる。
「まずい…ここは俺が!魔法"スウェルクラーク"!」
ディムの光魔法で視界が少し晴れる。
「今だ!いっくよ!魔法"マグマバーン"!」
セナの炎魔法が炸裂する。
「無駄だ…。余は聖霊の力も得ておる。」
聖霊の力―――。相手は既に聖霊の力を持っている。即ち光も闇も効かないということだった。
どうしようもないのか…?
アリレスは恐怖の余り目をつむる。
「わしらは終わっておらん!魔法"シーバーン"!」
「最後まで戦い抜きましょう…。"アサシンブリザード"!」
仲間と戦う最後の戦い…。アリレスも戦わないと行けなかった。
オルフェウス、ガイア、そしてギイラの気持ちを背負って―――――。
「貴様らには無理じゃ…これで世界を終わらせる。真究極魔法…"デリートシャドウホーン"!」
闇のエネルギーで構成された龍が襲い掛かってくる。
「危ない!アリレス!"レイヴァテイン"!」
セティスが闇魔法で対抗する。この世の未来はアリレスに託された。
「私から…これだけ!」
「俺からも…。」
ディム、セナ、セレル、リリア、セティスの5人がアリレスに思い切り魔力を送る。
「……来た!」
アリレスは剣を構える。
「これで終わりだ…!アポロ二オス!究極剣技"アーススラッシュ"ッッッ!!!!」
大地が裂ける。
「危ない…!」
遠くにいたガイアがアリレス達6人を救出する。オルフェウス、アポロニオスは宇宙の彼方で消えてしまった。こうして過去の世界でもオルフェウスという大きな犠牲を払いながら、アリレスは本当に、世界を救った。




