プロローグ
カクヨムで書いているものをこちらにも置いておきます。メインは、なろうになりそうです。
ああ暇だ。暇としか形容し難いこの状態はどうすればいいのだろうか。全く理解が追いつかない。僕の名前は、『歳月黒木』僕は今絶賛暇を持て余している。金は有り余っている。なにせ祖父の遺産が僕に渡されたからだその金で僕はタワーマンションを買った。これで完全に不労所得だやったねとなるわけがなかった。僕には生き甲斐がなかった。最初はただの気まぐれだったふと上の電光掲示板を見上げてみると僕の目の前には、夢が映っていた。
『あなたにとってもこの世界にとっても、それが世界に一つの情報でございます。新たな神話を作り出すのは、あなたたちだ!『ジ・レガシー』近日発売!』
それをみた僕は、すぐさま発売日当日までに最新のvr機器を取り揃えた。
「はい、これでセッティング完了です。これは最高級なものなので、vr世界の五感を完全に楽しむことができますよ。痛覚に関してはオフにしておくことを推奨しますけど。」
そう言ってセッティングをしてくれたメカニックの人たちは帰っていった。
そうして、僕は待ちきれなくて始まる数十分前だが、先にアバターを作成するためにログインをした。
すると僕の目の前には真っ白な空間が広がっていた。そして僕の目の前には一つの球体が浮かんでいた。
「初めましてプレイヤー様。私の個体識別番号は1945、あなた様たちの優れた神話を作ることの一端を担わせていただけたことここに感謝の意を述べさせていただきます。最終確認ですが、最初に設定いただいた通り五感は完全再現そして外見は現実のままでよろしいですか?」
「ああ、そうしてくれ。」
「ではその様に。次に、情報の設定に移りましょう。」
球体が言い終えると、僕の目の前には一つの透明な板が浮かんだ。
「それこそがあなた様に与えられた、情報それは千差万別でございます。あるものは獣あるものは武器あるものは英雄あるものは神といった風に正に情報そのものなのです。さあ、あなた様の情報は・・・」
その瞬間、透明だった板が白く染まり切った。
「こ、これは!素晴らしい、素晴らしいですよ!まさか、まさかあの英雄の情報があなた様のものとなるだなんて!失礼少々取り乱しました。あなた様が獲得された情報は『騎士王』正に騎士王として、王としてのお力でございます。この力は今獲得できる情報の中で最高。正に王の中の王でございます。」
その言葉に僕は驚愕すると同時に、一つの疑問も覚える。
「《《今獲得できる》》ということは、獲得できる情報もこれから増えていくということかい?」
「はい、その通りでございます。何かしらのミッションを達成することで、情報は進化させることが可能でございます。が、騎士王は少々特殊でして進化することが不可能になっております。場合によっては弱くなる可能性もありますが、如何いたしますか?」
少しばかり考える。
(騎士王がどのような能力かわかっていない今、それにするのは少し焦りすぎだと考える自分もいるだが、僕がゲームをやるのは楽しむためだ。よしきめた!)
「騎士王にするよ。」
「承知いたしました。しからばその様に、そしてどうかお楽しみください。あなた様がこれから紡いでいくであろう新たな神話を。それではいってらっしゃいませ。」
そういうと、僕の周囲が光の粒子で覆われ別世界へと送られた。
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