↓ ↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

PR
81/100

ダンジョン区へと。ふむ。アソコが目的地か?

ダンジョン区へ入り暫し空を移動すると、真新しい建屋が見えて来た。


「へぇ、結構な規模ですね。

 あれ、数週間で建てたんです?」


淳少年が尋ねると。


「建てたと言うか、ユニット工法で造られつるからね、アレ」


「?

 ユニット工法ですか?」


淳少年が首を傾げる。


「アレ?

 ユニット工法って、知らない?」


そう尋ねられ。


「知らないですねぇ。

 なんです、それ?」


そのように。


「そかぁ、知らないかぁ。

 まだ高一だもんねぇ。

 知らないコトもあるかぁ」


何気に梓さんが納得を。


「それで、何なんです、そのユニット工法って」


ちょっとイラっとした感じで。


「んー?

 簡単な話しだよ。

 別の場所で部屋ごとに造っておいて、ココへ運んで組み立てたのさ。

 反重力ユニットを運ぶ部屋へ設置して浮かせたら、搬送も楽々だからね。


 まぁ、魔素除去装置で、充填器へ充填できるようになちったからさ。

 膨大な充填池を使用して実現させた、って訳。

 まぁ、魔素除去装置の素案を提示した少年のお手柄だよぉ〜」


そんな感じで告げているが、正直に言って、魔素研究所の技術力が無ければ実現しなかったであろう。


そんな技術の粋を集めて造ったような施設へ、車が近付くと、建屋の上部が開く。


空を飛んでいた車は、その開口部から中へと。

そして車が入ると、開口部が閉まる。


「おおっ!

 なんか、秘密基地みてぇー!」


何気に興奮しているみたいだ。


「クスッ。

 ほーんと、男の子って、こう言うシチュエーションが好きですよね」


「いやいや。

 なんかロマン感じますやん。

 っか、何で信号?」


車が着地し、天井が閉まるが、まだ車外へでないみたいである。


「信号ですか?

 まぁ、ある意味では、合っていますが。


 あれ、室内の安全状態を示しています。

 現在は赤なので、危険な状態となりますね。


 魔素濃度が高過ぎて、大概の生物は即死してしまいますから。

 黄色は警告状態です。


 コチラは即死まで行きませんが、魔素に身体を犯されます。

 病に罹ったりしますので、出るのは控えてください」


そう話している間に、黄色へと。


「おおっ!

 色が変わった!!」


「魔素除去装置にて、魔素を除去しておりますので」


「そうなんだね!

 あ、緑になったよ。

 安全って、コトかな?」


どうやら魔素の除去が完了したみたいである。


「ふぅ。

 コレでようやく、車から降りれますね」


そう告げてから、ドアのロックを解除した。

梓さんが降りるのと合わせるように、淳少年も降りる。


「さて、まずはコントロールセンターへ赴きますか。

 アチラにて、今日の予定を確認しましょう」


そう告げつつ、梓さんが歩き始める。

それに、淳少年が続くのだった。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。