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萌えボイスと呼ばないで  作者: 零堵
~二学期編~
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~第四十話~

休日が終わって、僕は、いつものように目覚ましのセットした時刻に起きた。

おきてから、まず発声練習をしてみる事にした。

「あ~、あ~低い声は~……」

いつもの声と低い声が出るようになったので、今日は低い声で学校では話そうと思ったので、発声練習をやめて、顔を洗う事にした。

洗面所に向かい、顔を洗って、身だしなみを整える。

鏡に映っているのは、すっかりと髪が伸びた僕の姿で、見た目的には髪の長い女の子に見える。

このままの姿で行くと、女の子に間違えられるな……うん……と思い、髪型を変える事にした。

黒のヘアゴムで、ポニーテール姿にして、朝食を取る為、リビングに向かった。

リビングに辿りつくと、朝食を並べている朱莉あかり母さんと、新聞を読んでいる圭吾けいご父さんがいて、二人が

「おはよう、聖ちゃん」

「聖、おはよう」

と言って来たので、僕は

「おはようございます」

と、返事して、椅子に座った。

出された朝食を見てみると、焼き鮭にサラダに味噌汁にご飯だったので、思いっきり和食だった。

「いただきます」

と言って、急がないと学校に遅刻する為、急いで食べる事にした。

あっという間に食べ終わり、自分の部屋に戻って、山野辺高校の制服に着替える。

着替えが終わって、今日からテスト週間なので、必要な物を鞄の中に入れて、両親に「行って来ます」と言って、外に出る事にした。

外の天気は、快晴で雲ひとつない天気だった。

通学路を歩いていると、知っている人物が前にいたので、声をかける事にした

「おはようございます」

「お、おはよう、聖」

そう言ったのは、休日に一緒に勉強した亮太だった。

「聖……今日のテストだけど……いい点とれそうか?」

そう聞いてきたので、僕は

「そうですね……まあ、赤点はないと思います、亮太はどう?」

そう聞いてみると

「そうだな、まあ一緒に勉強したし、いい点は取れると思う、さすがに赤点はまずいしな……」

「何でですか?」

「いや、赤点取ると、家の手伝いを強制的にさせられるって事になるから……」

「店って、もしかして……カレー屋さんの手伝い?」

「ああ、そう言う事になるかな」

「家の手伝いがいやだと言うのかな?」

「いや、そういうわけじゃないんだが……手伝うと、遊ぶ時間が減るしな? まあ、別に家が嫌って言う訳じゃないぜ?」

「そうなんだ」

亮太とそう話しながら歩いていると、山野辺高校に辿り着いた。

僕と亮太は、同じクラスなので、同じ教室の中に入り、自分の席につく。

鞄の中身を机の中に入れて、待っていると、キーンコーンとチャイムが鳴って担任の碓井うすい先生が入ってきて、こう言って来た。

「皆、おはよう、今週はテスト週間だ、その関係で、授業は午前中しかなく、部活動もない事になっているぞ、じゃあ早速、最初の教科からテストを始めるとする、チャイムが鳴ったら、始めるように、なお、カンニングをしたと思われる行為をした場合、確実に点数が下がると言う事を覚えておくように、では、テスト用紙を配る」

そう言って、テスト用紙が配られた。

テスト用紙が裏返しのまま、チャイムが鳴るまで、じっと待つ事にした。

そしてチャイムが鳴り、テストが始まった。

僕は、なるべく赤点取らないように頑張ろう……と思いながら、テストを受ける事にした。

最初の教科は、国語で、漢字の書き問題と読み問題、それと文章の作者の名前の書き込みといった問題が出題され、この問題なら解ったので、すらすらと書き込んでいく。

あっという間に全問を解いて、時間が余ったので、クラスメイトを見てみると……唸りながら書いている者、終わったのかぼ~っとしている者を見かけた。

うん……テスト終わったら、暇になったかも……かと言って、不審な動きをするとカンニング?って疑われるかもしれないし……

とりあえず僕は、ぼ~っとする事にした。

そして国語のテストが終わり、次の科目は、社会だった。

出された問題は、歴史上の人物の名前とその人が何を行ったか? が出題され

て、解らない問題もあったので、とりあえず何かしら回答を書き込む事にした。

見た感じだと、中間ぐらいの点は取れてるんじゃないかな?って思う。

社会のテストが終わり、次の科目は英語だった。

英語は全くと言うか、ほとんど解らなく、とりあえず思いついた英単語をひたすら書き込んでいく。

たぶんというか、絶対に間違っていると思うけど、まぐれで当たってるかもしれないし……英語のテストも終わり、担任の碓井先生が

「今日のテストはここまでだ、明日もテストがあるので、しっかりと勉強しておくように、テスト週間なので部活はないから、早めに下校するように」

そう言って、クラスから出て行った。

先生がそう言ったので、放送部としても部活動はないので、僕は帰る準備をする事にした。

帰る準備をしていると、同じクラスメイトの栗谷君が

「あ、天野」

話しかけてきたので、僕は教室内だったので、いつもとは違う低い声で、話す事にして、話してみる事にした。

「何ですか?」

「いや、テストどうだったかなってな?」

「そうですね……まあまあ……って感じですかね……特に英語はやばいかなって感じです、栗谷君はどうでした?」

「お、俺は、国語は駄目っぽいかなって感じ、あとは大丈夫かと」

「そうですか」

「あ、あのさ……部活ないんだったら、い、一緒に帰ろうぜ?」

そう言ってきたので、僕は

「まあ、別にいいですけど……」

そう答えると、栗谷君が何故かうれしそうな顔をしていた。

うん、何でかな?って思うんだけど……

鞄を持って、クラスを出て、校舎を出る。

歩きながら、栗谷君が

「天野はさ、亮太とよく一緒に帰ってるけど……なんでだ?」

そう聞いてきたので、僕は

「友達だからかなって感じですけど?」

「そ、そうか……じゃあ、俺ともたまには一緒に帰ろうぜ……? お、俺も友達になりたいし」

「……まあ、いいですけど」

「よっしゃあ!」

なんかすごい喜んでいるけど、そんなに嬉しい事なのかなって感じがする……

しばらく歩いていると、栗谷君が

「あ、俺、こっちだからまた明日な?」

と言ってきたので、僕は

「あ、さようならです」

と言って、栗谷君と別れて、家に戻る事にした。

家に戻ると、朱莉あかり母さんが

「お帰りなさい、聖ちゃん、早いのね? まだお昼なのに」

「テスト週間だから、午後の授業もないし、部活もなかったから」

「そうなの、あ、じゃあ今からお昼にしようと思ってから、一緒に食べましょうか?」

「うん、じゃあ着替えてくる」

そう言って、僕は自分の部屋に戻って、着ている制服を脱いで、私服に着替える。

私服に着替え終わり、リビングに行くと、朱莉母さんが

「今日は創作スパゲッティにしてみたの、一緒に食べましょう」

と言ったので、一緒に食べる事にした。

味に関しては、まあまあって感じで、普通のミートスパとかナポリタンの方がいいかな……と、少なくとも僕は、そう思っていたのでした。


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