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萌えボイスと呼ばないで  作者: 零堵
~夏休み編~
32/86

~第三十話~

夏休みもあと少しとなり、僕は宿題を全て、終わらす事にした。

何時間も勉強をして、何とか全部の宿題を終わらす事が出来て、あとは、遊びにでもいこうかな……と思っていると、ピンポーンと家のチャイムを鳴らす音がして、僕は玄関に向かう。

外にいたのは……

「よう、聖」

同じクラスで、友達の赤井亮太あかいりょうた君でした。

「こんにちは、亮太、今日は一体、どうしたの?」

「ああ、実はな……? 今日、イベントがあるんだよ、で、せっかくだから、聖も誘うかな?って思ってね? 聖、今日は暇か?」

そう言ってきたので、僕はと言うと

「う~ん……宿題も終わらしたし、今日は予定なにも入れてないから、暇だよ?」

と言うと

「なら、一緒に行こうぜ?」

そう言ってきたので、僕は、断る理由もないので

「分かった、じゃあちょっと出かける準備するね?」

「りょ~かい」

そう言って、僕は一旦部屋に戻り、服を着替えて、髪を黒のヘアゴムで止めて、帽子を被る事にした。

準備ができたので、玄関に向かう。

「お待たせ」

「よし、じゃあ行こうぜ?」

「うん、でも、一体何所に行くの……?」

「ま、着いてからのお楽しみだな」

そう言って、僕と亮太は山野辺市の街の中を移動した。

山野辺駅に辿り着き、電車に乗って、一時間ぐらい経過して、辿り着いた場所は、結構大きな大都会な感じだった。

「こっちだぞ」

そう言って、亮太は道を知ってるからか、すたすたと先を歩いて行く。

僕は、はぐれないように後ろから、着いて行く事にした。

数十分歩いて、辿り着いた場所は

「ここさ、ちなみにこの建物の名前は、ビックドームと言うぜ?」

「ビックードーム……」

結構大きな建物で、野球ドームみたいな形をしていた。

よく見てみると、色々な人がビックドームの中に入っていく。

「さあ、俺たちも入ろうぜ」

「う、うん」

そう言って、僕達もビックードームの中へと入っていく事にした。

中で開催されていた催しは、「コミックマーケット~ビックドーム~」となっていた。

「コミックマーケット……」

「そ、今日は結構色んなジャンルのコミック本のお祭りなんだ、まあ同人誌もあったり、色々あるぞ? 聖、欲しい物があるかも知れないだろ?」

「う~ん……確かに、面白いかな……と思う漫画は、欲しいかな……って思うけどね?」

「そうだろ? じゃあ、早速会場内を見て回ろうぜ?」

「うん、判った」

こうして、僕と亮太は、コミックマーケットIN~ビックドーム~内を見て回る事にしたのでした。

会場内は、人がたくさんいて、本を売っている者、それを買う者、派手な衣装やきわどい衣装を着ている者がいた。

「あれって……いいのかな?」

僕がそう呟くと

「ああ、あれはコスプレイヤーだな? 聖? 興味があったら、コスプレ会場に行ってみるか?」

「コスプレ会場ねえ……まあ、一度は見てみるのもいいかも……亮太は興味あるの?」

「うむ、あるぞ」

「即答……そ、そうなんだ……」

「じゃあ、早速行ってみようぜ?」

「う、うん」

そう言って、コスプレ会場に行く事になった。

コスプレ会場に辿り着くと

「あ~、亮太君に聖君、まさか、ここに来るなんてね~?」

なんか派手な緑色の髪をしていて、見た事のない制服を着た女の人が、僕達に話しかけてきた。

「え~っと……誰ですか?」

「判らない? まあ、そうよね~今は、コスプレしてるしね? ちなみにこのキャラってね? メランコリックハートって言うゲームのキャラのコスだよ?ちなみに、私は、彩よ」

「彩って……彩部長!?」

「そう、まさか二人がここに来るなんてね? あ、どうせなら二人もコスしてみる? 丁度いいのがあるのよ?」

放送部の彩部長が、そんな事を言ってきた。

「え、俺達がですか? な、なあ……聖、どうする?」

「どうするって……亮太はしたいの?」

「う~ん、衣装によるかも、彩部長、ちなみにどんなのですか?」

「色々よ?ホントは、太一とかにやってもらおうとか思ったんだけど、連絡付かなかったのよね?で、二人とも、一緒にやろうよ?」

彩部長が、そうお願いしてきたので

「なあ、部長がこう言ってるんだし、一回ぐらいやってみるのもいいんじゃないか?」

「う~ん……じゃ、じゃあ一回だけですよ?」

「ありがとう、二人とも、じゃあ、衣装を選んであげるね?じゃあ、こっち来て?」

こうして、僕と亮太は、コスプレする事になったみたいだった。

「う~ん……聖君に似合いそうなのは……これかな?」

彩部長が色々な衣装を見ながら、そう言っている。

ちなみに、今の彩部長は、緑色の髪の色をしていて、普通に見た感じだと

かなり変わっている風に見えた。

僕は、服装を選んでいる彩部長にこう言ってみる。

「あの……出来れば、男物の衣装がいいんですけど?」

そう言ってみると

「え? 聖君……女物の衣装、凄く似合うと思うんだけど……? ね? 亮太君」

「俺っすか?そうだなあ……」

亮太が、僕の姿を見た後、こう言ってきた。

「確かに、今の姿だと、かなり似合ってるんじゃないか? やってみるのもいいんじゃないか?」

「だよね……だからさ? 聖君、この衣装を着てくれないかしら? あ、亮太君は、こっちの衣装ね?」

「俺はこれっすか? まあ、いいですけど……」

「で、でも絶対に似合わないと思うんですけど……」

「大丈夫大丈夫、もし知り合いとかに見つかっても、私がごまかしておくからさ?」

「それに聖、ここは山野辺市じゃないんだから、滅多に知り合いとか合わないんじゃないか?」

二人とも、そう言ってきたので、僕は仕方がなく

「う~……今回だけですよ?」

「ありがとう、じゃあ、あっちに個室ボックスがあるから、そこで着替えてね?」

そう言って、彩部長は、僕と亮太に、コスプレ衣装を渡してきた。

僕はそれを受け取って、個室ボックスの中に入る。

中に入って、着てる服を脱ぎ、衣装に着替えた。

着替えが終わって、鏡があったので、それで見てみると……

「あ、結構かわいい……て、僕は何を……」

そこに映し出されていたのは、袴姿で桜色の道着を着た僕の姿だった。

はっきり言って、滅茶苦茶似合っている。

髭とか全くないので、これはかなり女の子に見えるんじゃないんだろうか……と思ってしまった。

その考えをやめて、個室ボックスを出て、彩部長の所に行く。

「着替えてきました」

僕の姿を見た、彩部長は

「うわ~!凄い似合ってるわ!でね? その衣装には、刀がオプションなのよ、で、これを渡すわね?」

そう言って、僕に日本刀らしき物を渡してきた。

「あの、これって……」

「ああ、大丈夫、ちゃんと模造品だから、結構よく出来てるでしょ?」

「そうなんですか……」

そう話していると、着替え終わったのか、亮太がやってきた。

亮太の恰好は、白い軍帽に白い軍服みたいで、なんか……海軍みたいな恰好だった。

「着替えてきました」

「亮太君も似合ってるわね、でね? 亮太君は、このウィッグと二刀流のキャラだから、刀を二本装着してね?」

そう言って、彩部長は、亮太に、ウィッグをつけて、刀を持たせた。

「うん、これで完璧ね、ちなみに二人のキャラは、ゲームのフラワーウォーズっていうのよ」

「フラワーウォーズ……亮太、知ってる?」

「名前だけなら、やった事はないけど」

「そうなんだ」

「じゃあ、コスプレ会場の広場に行きましょうか?」

「あ、はい」

「了解です」

そう言って、僕達は移動する事になった。

コスプレ会場に広場にたどりつき、そこに辿り着くと、早速

「写真撮っていいですか?」とよく、声をかけられてしまった。

僕と亮太がセットで、写真を撮られていき、彩部長を見てみると、彩部長も数人に写真を撮られている。

撮影が終わると、数人の男が僕に「もしよかったら、ここに連絡して?」と、僕にケータイのアドレスを教えてきた。

僕は、内心、こんなの貰ってもうれしくないなあ……と思っていた。

数十分の撮影が終わり、彩部長が

「もう結構撮られたし、着替えよっか?」

と、言ってきたので、僕達は、了承する事にした。

個室ボックスのある所まで戻り、付属品を彩部長に返して、僕達は私服に着替える事にした。

私服に着替え終わり、彩部長に

「今日は、ありがとうございました」

と、お礼を言う。

「ええ、こっちも楽しかったわよ? 私はまだいるけど……二人は、どうするの?」

「俺達は、会場内を見て回ります、な? 聖」

「あ、うん、そうします」

「そう、じゃあ、ここでお別れね? さようなら」

「さようなら」

そう言って、彩部長と別れて、僕と亮太は、会場内を出歩く事にした。

結局、気に入った本を亮太が買っていて、僕は買う事はしなかった。

亮太が「そろそろ帰るか」と言ってきたので、僕達は山野辺市に戻る事にした。

山野辺駅に戻り、駅前で、亮太が

「今日は、楽しかったな、また、一緒に遊びに行こうな? 聖」

そう言ってきたので、僕は

「うん、そうだね、そんな時があったら、一緒に遊びに行こう」

と言って、亮太と別れ、家路に着く事にした。

こうして、僕の一日が、終わりました。

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