0025 消耗1
とにかく、邸宅の外にはいかないことにした。
重罪がかかっている。パトラはお風呂に入っている時の全身を見た。
「ヨシシャ国大使がお待ちです。」
「夕食の晩餐は終わったぞ。」
パトラは疑問に思った。奴隷というものは拒否権があるのに、かなり扱いが雑だ。
パトラは綺麗と言っても絶世の美女。
パトラはヨシシャ大使に最初にこう言われた。
「何と綺麗な助手なんだ。いくらなのか?」
「金貨10枚です。そして、あなたに買われたいと思っています。」
もう決心がついていた。
辺りを旅して回る。ころころ買われて、辺りに元の世界に戻れる手がかりを探す。
これしかない!と思って、ヨシシャ国に金貨36枚で買われたが、ヨシシャ国はシクラ国よりも奴隷を殺せば何かが起こるとかないらしい。
ヨシシャ国では奴隷の教育がさかんらしい。
奴隷の教育なぞ考えても何も手がかりが無い。それでも言ってみる。
はっきり言って、日本の漫画とかアニメとかが恋しくなってきた。グッズ買いたい。何が流行ってるんだろう?
奴隷教育の時、男性の奴隷を見かけた。
名をアルタと言う。
アルタは言っていた。
「元の場所に帰りたい?無理だろ。それより、その美貌を使って何かできないか考えてみたら?そっちの方が効果的だよ。優しい人にかくまってもらうとか。奴隷の身分から昇任するのは考えない方がいいね。」
ヨシシャ国では、かなり神経を消耗し、しっかり敬語を覚えていた。
そんな折、アルデ様のメイドが駆けつけた。
奴隷を端に追いやると、超低温で話しかけた。
「アルデ様があなたをお待ちです。」
「えっ?」
アルデ様は苦しそうだった。
「パトラを好きになってしまった。」




