リヴィアはもう限界です。前編
へい!リヴィアだよ!あれから3日間鬼のスパルタ授業を何とかやりのけ今この頃なのです。えっ?どんな授業か知りたいって?ふふっそれは秘密♡(リ:心の準備をさせて下さい。)
はぁ…3日間書庫に寝ることと食事以外書庫に籠りっきりで特に何も出来なかった…っていうかもうそろそろだよね。レイちゃんのイベント。レイちゃんとずっと一緒に行動してたし書庫からも私の部屋からも遠い中庭には行ってないからまだ終わってないとは思うけどなぁ。
あとレオンちゃんにはあれから会っていない。どうなって
「お嬢様ーー?隠れてないで出てきて下さい。隠れたって学ぶ事は無くなるわけではありませんよーー。」
思考を停止させ気配を机と一体化させる。
もうっ何でい!人が頑張って考えてる時に。…………はい。ごめんなさい。チート鬼によるスパルタ授業4日目、私リヴィアは遂に耐え切れず逃亡致しました。いやさ、こちとら不安要素もまだまだ沢山あるのにどうせレイちゃんや後々のヒロインに劣っちゃう事してもね!あれじゃん!っていう事でリヴィアちゃん、お逃げさせて頂きますわ!
レイちゃんの足音が遠ざかるのを伺う。へん。幾らチートだからってこの迷路みたいな書庫で逃げ足の速い(自称)私には追いつけない筈だ。
そっと机から這い出るとひとまず窓に一番近い机にまた隠れた。
公爵令嬢だろうが心は庶民だからドアなんて物から逃げないよ!(キラッ)よし。レイちゃんはドア付近を周ってるっぽいわ。声が遠い。さあさらばじゃ!窓を全開に開けてドレスをたくし上げた。
「おらぁ!」
ふうっ着地成功。ちゃんと窓を閉めておく。いやー、机が丁度いいところに在って良かった。さて、見つかるのも時間の問題だしさっさと中庭でリハーサルしに行きますか。別にサボるために抜け出したわけじゃないもん!腰を屈めながら移動する。割と遠いからこの姿勢はきついけど仕方ない。この小さな庭みたいなのを中庭のある方向に向かって辿っていけば着く筈。侍女達が主に通る渡り廊下を通らなきゃいけないからもし見つかったら……うっ。…さぁさぁどんどん行くぞ!一つ目二つ目と渡り廊下という難関をクリアしていった。(メリーちゃんには見つかった。)そして三つ目の渡り廊下も奇跡的に見つからずにクリア出来た時、
「すいません。お嬢様をお見かけになりませんでしたか?」
やばい。この声はレイちゃんだ。誰に話しかけてるんだろう。茂みからそっと覗いた。
「いえ、見ておりません!」
メリーちゃんだ!良かった良かった。ありがとうマジ天使。っていうかさっきまで二つ目の所にいたのに速いね。あれ?ちょっと待って。なんかメリーちゃんの目が泳いでいる。
「本当ですか?」
訝しげにレイちゃんがメリーちゃんを見た。
うわっ、やばいよ。怪しまれてる。頑張れメリーちゃん。最悪黙っちゃえばこっちのもんさ!
「えぇ知りませんとも。お嬢様は書庫からお逃げになったのでしたら本当は書庫にまだいっらっしゃるんのではないですか?」
「え…お嬢様が書庫からお逃げになったなど私は一言も申しておりませんが。」
メリーーーーー!!( ゜Д゜)メリーちゃんのおしゃべりは意図的だけじゃなかったのかっ。もう駄目だ…念のため目的地言わなくて良かった。さぁ急げ!(私はナニモミナカッタ)
----------------------------------------------------------
今回は少し短めですね。お久しぶりです。次回は続きかな…?もう少し世界観を出したいなぁと思ってます。
ブックマーク、評価ぜひぜひお願いします。




