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同志
友達百人できるかな。
やることがなくて、オンラインゲームを始めた。
今までは一人で完結するタイプのゲームばかりやっていたが、何事も経験だ。
コミュニケーションが苦手な自分でも、ネット上なら少しは話せるんじゃないか。
そんな期待を抱いて始めてみた。
平日の夜中、二時である。
こんな時間でも人がわらわらといる。
マッチングもあっという間だ。
要するに同志であろう。僕は勝手に親近感を抱いた。
……強いな。
時間帯によって、やっている人の層は変わると聞いたことがある。
この時間でも遊んでいる人は、要するに猛者なのだろう。実際、皆驚くほど上手かった。
強いことに自信があるのはいい。
ただ、その分だけ暴言も多かった。
少々先行きに不安を覚えながらも、とりあえず彼らと一緒に冒険を続けた。
ゲームを続ける中で、友達はたくさんできた。
中には現実で会って、一緒に飲みに行った人もいる。
百人とは言わないまでも、それなりに人との繋がりは増えた。
会う人全員がダメなわけじゃない。
それでも、無職をやっている理由がなんとなく分かる人も多く、やっぱり無職の友人はダメだなと思った。
他人事じゃないんだろうけど。




