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【2話】転生したks②

異世界転生?らしきことになったオレはとりあえず周りの確認を始めることにした。

周囲を見渡す。荒野、それしかない。


「……まあいい。とりあえず歩くしかないか。」


異世界転生の鉄則くらいは知ってる。テンプレなら、こういう場所には大体「最初の村」があるか、あるいは魔物が出る。それはどうでもよかった。どうせ今の俺のステータスなら無双できる。

適当な方向に歩き出してから、十分も経たないうちにそれは現れた。


「グルアアアアアアア!」


体長三メートルはあろうかという、緑色の巨大な狼。いや、これは多分「フォレストウルフ」とか呼ばれる類の魔物だろう。牙を剥いて、俺に向かって一直線に駆けてくる。

普通ならここで悲鳴を上げるシーンだ。でも俺の口から出たのは、欠片も焦りのない言葉だった。


「は?お前、俺のステータス見えてないの?」


ステータスウィンドウをちらっと確認する。HP9999、攻撃力9999。相手は多分、その辺の村人なら逃げ出すレベルの魔物なんだろうけど、今の俺には蚊が飛んできたようなもんだ。

狼が飛びかかってくる。俺は避けもせず、軽く拳を握って、迎え撃つように一発。


ドゴォッ。


狼は声も上げずに吹っ飛んで、十メートル先の岩にぶつかって動かなくなった。


見ていただきありがとうございます。これからも頑張っていきます。

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