表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
最後の大賢者  作者: 春香秋灯
本編
17/24

三人の偉人

帝国には、三人の偉人がいる。

一人は、悪名が轟きすぎてしまった血の皇女マリィである。マリィは、妖精憑きの力を使い、帝国を滅ぼすほど堕落した王族を殺し、貴族を粛清し、教会を浄化した。そのお陰で、聖域は浄化されたが、マリィは皇女でありながら、親殺しという大罪を犯すこととなってしまった。そのためか、王国の王太子妃となったにもかかわらず、皮肉にも、毒殺された。


一人は、大魔法使いアラリーラである。アラリーラは、科学で戦争をする公国の聖域を支配し、公国の科学を大陸から追い出した。そのお陰で、帝国では、永遠に公国との戦争がなくなった。


最後の一人は、大賢者アラン。最後の賢者とも呼ばれている。アランは、帝国が再び悪政で滅びそうになった時、親殺しをさせないため、皇帝と皇妃を手に掛け、正しい心をもつ皇女を女帝にする手助けをした。皇帝殺しとなったため、皇女が女帝となる姿を見ることなく、出奔してしまった。帝国の平和をこよなく願い、皇族と聖域の在り方を解明し、魔法使いに伝えてから後、消息が不明である。

アランは当初、筆頭魔法使いと記録されていたが、後に、賢者となり、今は、偉業から、大賢者と呼ばれている。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ