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俺ってばぁ、何か知らんけど神超えちゃったみたいなんだけど?えっ?好き勝手しちゃっていいのぉ?  作者: 未だ厨二病な翁(じいじ)
第二章 未来の為に… ~高校時代そしてテイクオフ~
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本編 第086話 時事刻々 ~それぞれの・・・~ Ⅲ

ギリギリ月一堅持ww

まず雄二はまどかの母親である薫子を自分の後ろに控えているまどかの隣に【テレポート】させた。

同時にこの母娘に【結界】を張って保護した。

つまり雄二とまどか&薫子が弦蔵および強面おにーさんらと対峙している構図だ。

急に視界が変わった事で驚きを隠せない薫子だが、隣に居た娘に抱きしめられて落ち着きを取り戻す。

別のタスクでは弦蔵に【アナライズ】と【サイコメトリー】を行使して過去・現在を全て丸裸にする。

(フムフム、なるほどぉ.....いきなりのクソ対応はこないな訳かぁ^^;)

~数日前にまどかが嬉し恥ずかしそうに、

「私の大切な人を連れて来ます♫」

と両親に告げていた。

弦蔵は早速配下を使い、雄二という存在を割り出し、身辺を調べさせた。そして…

実際 目の前に現れた雄二に対し、

((こんなチンケな縫製工場の子倅なんぞにうつつを抜かしおって!!ヽ(`Д´)ノプンプン))

偏見に満ちたどうしようもないプライドと選民思考のせいで一気に頭に血が昇ったらしい。

故に冷静さを失い、隣にいたはずの自分の妻が今しがた自分と対峙する位置に移った事すら気付いていない。

他にも【アナライズ】によって色々判明してきた。

この男、先に述べたように特に悪魔とか魑魅魍魎の類いに取り憑かれている訳では無い。

カルト宗教等に洗脳されている形跡も無い。

元々持って生まれた(さが)あるいは人としての根本そのものが『悪』らしい。

自己中心的で独善的。

随分と非合法な事を過去からずっとやってきている様だ。

東南アジア諸国から幼気(いたいけ)な少年少女の人身売買。

法律で明らかに禁じられているはずの薬物、武器等の密輸、及び反社組織への横流し。

有力者、権力者への贈賄。

更に直接手は下してはいないものの恐喝まがいの強奪、殺人未遂などなど・・・・出るわ出るわ。

更に更に・・・家族に対する愛情は希薄でむしろ煩わしい存在だと思っており、自分の利益になるなら平気で犠牲にする考えである様だ。

(しっかし......まぁwwwこの時代のおっさん連中ってこんなんばっかやなぁ。。。恵んとこといい、純の元ダンナもクズやったし・・・・うちんとこのおとーちゃんの方がよっぽど真っ当な善人に見えてくるわw)

雄二が愚かな昭和オヤジ共に少々うんざりしている間もおにーさん達はじわりじわり距離を詰めていた。

だがそれも間隔が2m程になった途端ピタリと収まり、それ以上縮める事が出来なくなる。

障壁とか物理的な邪魔なものがある訳でも無いのだがそれ以上前には進めないのだ。

足踏みが際限なく続くのみ。

もたもたしているお兄さん達に業を煮やした弦蔵は、

「何遊んどるんだっ!!バカものぉ!!!」

大声で怒鳴りながら自らも雄二めがけて突進する。

その手には何故かヌンチャクが握られていた。

どうやら普段から腰に備え付けてあるらしい。

(21世紀やったら軽犯罪法違反?でしょっ引かれるかもなぁ。。。ブ○ース・リーの影響やな;;)

しかもこの男 何気に武術の有段者であり、道場も経営している。

(少林寺拳法と合気道おまけに剣道?会わせて十段ってwww)

性格や日頃の言動はアレだが武闘家としては相当な腕前の様である。

雄二は数歩前に出て迎撃態勢をとる。

鋼製のヌンチャクが雄二にピンポイントで襲ってきた。

「ひゅんっ!」と空気を切る音

それをギリギリのところで躱した雄二はひらりと華麗に宙返りして反対方向へ飛び移る。

まさか躱されるとは思っておらず、更にあり得ない跳躍力で大きくアクロバティックな動きで移動した雄二を見て驚愕の表情を浮かべる弦蔵。

「っ!!!・・・・・・・何っ?!!!」

それを尻目に雄二は弦蔵をおちょくるようにブルー○・リーを模した構えをする。

「ふぃ~・・・・ふっ^^♪」

そんな舐めプな態度をされ、我に返り怒り心頭な弦蔵は唖然と呆けていたお兄さん達に発破をかける。

「バカもんッ!!!さっさとこのクソガキを片付けんかっ!!」

慌てて一斉に雄二へと飛び掛かって行くのだが。。。

手にはジャックナイフやら短刀やら。

数人がかりで繰り出す攻撃は尽く躱され、かすりもしない。何度も試みるが当たらない。

それどころか 一人、また一人とその場にバタバタ倒れていき、あっという間に無力化されてしまう始末。

小汚いお兄さん達に触れたくない雄二がこっそり【状態改変】を使って意識を奪ったのだ。

そんな事など知る由もない弦蔵は、

「っ!!!・・・・な...なにがあった?!い、いったいどうした??」

と狼狽えるばかり。

床に転がっているモブ達を一瞥し、雄二を睨みつけ、

「小僧っ!なな...何をしたっ?!」

睨んでいるのだが先程とは異なり、威圧感は消えて明らかに戸惑っている様に映る。

加えてその目には明らかに動揺と得体の知れないモノへの怯えが滲んでいる。

「み...妙なトリックでも使ったのかっ?!・・・・わ...儂はそんなもんに騙されんぞっ!!」

それでもまだ抗うだけの気概はある様だ。よっぽど虚栄心とクソみたいな傲慢さが高いらしい。

某カンフー映画が如く持っているヌンチャクをヒュンヒュン自在に操り、臨戦態勢の型をキメる。

雄二も呼応するかのように呼吸を整えながら両手でゆっくりポーズをとってブルー○・リーになり切る。

【フィジカル・ブースト】のおかげで完璧に型を決まったので弦蔵は更にたじろぐ。

雄二の後方で成り行きを窺っている母娘もドン引きしている。

雄二は後頭部にイタイ視線を感じつつも思案する。

(さ;;さて・・・どないしよぉ?こないクソ野郎でもまどかの親父さんやもんなぁ。。。。目の前で肉親がボコられるのなんて見とーないわなぁ^^;;)

なんて事を考えあぐねていると後ろにいるであろうそのまどかから【テレパシー】が入った。

[ねぇ?雄二君?・・・・私も母様もその男の言動にずっと振り回されてきてもう腹に据えかねてるのっ!母様は離婚してこの家を出るって言ってるし。。。私ももうあなたの許へ行くつもり♡♡♡♡だから そいつは死なない程度に懲らしめてあげて?]

とても自分の父親に対して言って良いセリフとは思えないが、それ程に怒り心頭だったのだろう。

どんなに傍若無人であろうが自分の父親だと思ってずっと我慢してきたのだ。

付け加えて、先ほどまどかには雄二が弦蔵を【アナライズ】で得た悪行をかいつまんで伝えてあったのだ。

{ちなみにまどかがさっき父親にゲロった様に雄二とめでたく結ばれた事により既に人間を卒業しているので色々と人智を超えた()()()を有している。

その気になればまどか一人でも余裕で片付ける事も出来たのだが、まどか自身がそれを認識してない。

雄二も敢えて教えていない。}

ともかくまどかからも許可を得たので早速オシオキする事にした。

瞬く間に弦蔵の懐に入ると右手人差し指で『印堂』をチョンと軽く一突きした。

刹那 弦蔵はそれまでの動きをピタリと止めて直立不動になる。振り回していたヌンチャクも足元へ落とす。

意識はあるし、身体の感覚もちゃんと残っている。

だが硬直したまま身体の自由を奪われた状態にされ、喋る事すらできない。

((っ!!!な、何が起きてるっ;;!!!身体がっ!!身体がぁっ;;;!!!))

必死に動かそうと試みるのだが全く身動きが取れない。

次に雄二は弦蔵を強制的に『痛覚変調性疼痛』状態にする。

外観的にはただ突っ立ってる居るだけにしか見えない。

だが内面から徐々に痛覚を刺激する。

((うがっ?!!うヴぁかはっだだだがぁぁぁっ!!!!))

初めは両手両足の指先を起点にしてビリビリ痺れる様なまるで針でチクリチクリ刺される様な痛みから始まり、瞬く間にあちらこちらに。

遂にはは今まで経験した事の無い様な激痛が弦蔵の全身を襲う。

これ程の痛みであれば普通なら蹲り転げ回るだろうが、直立したまま固定されているのでそれさえ許されない。

やがては身体の至る処に血管が浮いてくる。

余りの激痛に耐えられなくなった弦蔵は白目をむき、立ったまま意識を失う。

口からはあぶくが、全身が痙攣しているように震えだし、汗も吹き出す。

どうやらお漏らしまでしてる様でアンモニア臭まで漂い始めた。

最後に仕上げとばかりに雄二は【マインド・コントロール】を使い、弦蔵に対して暗示をいくつか施した。

あとはザコ数人とまとめて数時間後に開放され意識も戻るようにセットしてからその場を後にした。

尚、まどかと母親の薫子は自分達の荷物を全てまとめてまどかのリングに放り込むと雄二と一緒に家を出たのであった。

本年はこれで最後です。


来年もよろしくお願いします。  よいお年を^^

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