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婚約破棄されたので旅に出ました  作者: こうじ
第1章 出会い
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14/19

ファルト教団

騎士団と別れてから数分後

漸く村に着きました

村にしては結構旅人が多いですね

私は食堂に入り食事を取る事にしました

店員「いらっしゃい!お嬢さんは初めてかい?」

イライザ「はい、随分と賑やかですね」

店員「ファルト国への唯一の道にある村だからねぇ、まぁ聖地巡礼も兼ねての旅行もあるし。この時期ならではのイベントもあるからね」

イライザ「イベント、ですか?」

店員「『神巫女』様の『奇跡』が見れるのさ」

神巫女というのは、神に選ばれた巫女の事

神託を受けて国に恩恵を与える存在で不老不死と言われている

普段は隔離されているが年に一度だけ姿を見せる時がある

その時はお祭りになるそうで、一番の稼ぎ時らしい

私も存在は知っているが正直100%信じている訳ではない

そもそも私はファルト教では無いし、神の存在もちょっと疑っている

・・・・いるんだったら婚約破棄されていないし貴族の座も捨てていない

もし、神が絡んでいたら私は一発殴ってやりたい

まぁ、どうでもいい話ですが

食事を終えて店を出て村の周りを散策してみました

村のハズレまでやって来てある小さな祠を発見しました

祠には『ファルト教発祥の地』と書かれてあります

この村がファルト教と関係があるみたいですね・・・・

?「ここはね、最初の神巫女が産まれた場所なんだよ」

突然、背後から声がして振り返ると一人の女の子が立っていました

年齢的には10才ぐらいでしょうか

肩には小さな獣を乗っています

?「ごめんね、ここに来る人なんて珍しいから思わず声をかけちゃった♪私は『アジル』、この子は『フェン』君、て言うの」

イライザ「私はイライザ・シューワルト、元貴族の冒険者ですわ」

アジルと名乗ったこの少女

私は、ちょっとした違和感を感じました

普通の少女では無い、と


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