ファルト教団
騎士団と別れてから数分後
漸く村に着きました
村にしては結構旅人が多いですね
私は食堂に入り食事を取る事にしました
店員「いらっしゃい!お嬢さんは初めてかい?」
イライザ「はい、随分と賑やかですね」
店員「ファルト国への唯一の道にある村だからねぇ、まぁ聖地巡礼も兼ねての旅行もあるし。この時期ならではのイベントもあるからね」
イライザ「イベント、ですか?」
店員「『神巫女』様の『奇跡』が見れるのさ」
神巫女というのは、神に選ばれた巫女の事
神託を受けて国に恩恵を与える存在で不老不死と言われている
普段は隔離されているが年に一度だけ姿を見せる時がある
その時はお祭りになるそうで、一番の稼ぎ時らしい
私も存在は知っているが正直100%信じている訳ではない
そもそも私はファルト教では無いし、神の存在もちょっと疑っている
・・・・いるんだったら婚約破棄されていないし貴族の座も捨てていない
もし、神が絡んでいたら私は一発殴ってやりたい
まぁ、どうでもいい話ですが
食事を終えて店を出て村の周りを散策してみました
村のハズレまでやって来てある小さな祠を発見しました
祠には『ファルト教発祥の地』と書かれてあります
この村がファルト教と関係があるみたいですね・・・・
?「ここはね、最初の神巫女が産まれた場所なんだよ」
突然、背後から声がして振り返ると一人の女の子が立っていました
年齢的には10才ぐらいでしょうか
肩には小さな獣を乗っています
?「ごめんね、ここに来る人なんて珍しいから思わず声をかけちゃった♪私は『アジル』、この子は『フェン』君、て言うの」
イライザ「私はイライザ・シューワルト、元貴族の冒険者ですわ」
アジルと名乗ったこの少女
私は、ちょっとした違和感を感じました
普通の少女では無い、と




