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※結末は改稿の可能性があります
半狂乱の女性の声。
男の泣き声。
コツン。
病室には不釣り合いな硬い靴の音。
フワリと裾が揺れた。
ふと、顔を上げる。
カーテンが揺れていた。
哀悼。
この作品は、戦争で命を落とした人々を追悼するために制作されました。
暴力や軍国主義、あるいはいかなるイデオロギーをも美化するものではありません。
それは、一人ひとりの命を静かに偲ぶものです。
どのような評価や批判が向けられるとしても、私は戦争という状況の中で、命を落とした日本兵一人一人の無念に、目を向け続けたいと思っています。
この作品は、その思いから生まれた一つの記録です。




