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〝英雄が笑ってる〟
夢のなかで
死んでいた言葉が
笑っている
英雄はいつも
安らかに
英雄が笑ってる
フィクションで
楽しそうに生きている
可哀想に
現実の英雄は
いつも石を投げられていた
踏み外した一歩
永遠に戻せない一歩
翼のない鳥が見る
太陽は眩しいから
ずっと地面ばかり見ていた
ああ、でもやっぱり
なにも見えないよ、これじゃあ
英雄が笑ってる
フィクションで
楽しそうに生きている
可哀想に
現実の英雄は
いつも罵声を浴びていた
踏み出した一歩
永遠に戻せない一歩
翼かたる鳥が見る
暗闇は悲しいから
ずっと明かりばかり見ていた
ああ、でもいったい
なんの明かりなんだろうな、これ
旅立った言葉が
夢の中を目指してた
誰も知らない場所
誰も知らなかった言葉が
現実から
消えていく
英雄が泣いてる
フィクションで
悲しそうに叫んでる
ああ、良かったね
現実の英雄は
いつも安らかに死んでいく
踏み込んだ一歩
永遠に戻れない一歩
翼くちた鳥が見る
現実は寂しいから
ずっと夢ばかり見ていた
ああ、でもやっぱり
冷たいのは怖いよ、みんな




