聖龍神の加護を与えら転生した先が公爵家の第２夫人の娘でしたけど、理不尽な父の扱いに耐えかねてお母様と一緒に離縁して第二の人生を歩みます。

　私は享年２８歳までの記憶を持ちイスバルリア王国の三大公爵家の一つに当たる王国の守護の役目を果たす武人と魔法に特化したアズベルト公爵家に生まれアシリアと命名された。

前世の記憶と言っても２８歳まで生きた様々に生活の知恵とその世界にあった技術と便利に物などだけで、名前とか家族とかの詳細な記憶はない。

ただ薄っすらと覚えているのは美しい女神様の様な方に魂が救われて、女神様の名がイルミリアの眷属神である白くて温和な龍の神ルシハが私の加護として魂に宿したのは覚えている。

ただ公爵家の別館で母と幸せに暮らせたのは５歳まで、教会でスキル授与式で魔獣使いの使いのスキルを受けてから理不尽な生活を送る羽目になる。

母と私はそれから食事が与えられなくなり、母が冒険者として復帰して依頼を受けて報酬を稼ぐが私が８歳の時に帰らぬ人となる。

そんな私は母が帰らぬ人になってから同い年の一月早く産まれた姉の使用人の様に扱われる。

私は何時かは公爵家を出て、この王国からも出てスローライフを送ると誓う。
その為の準備を着々と進める為に理不尽に耐えて生活を営む事になる。