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散策しよう!
次の日、畑に肥料と水を与えてから、近辺を散策する事にした。
実は、リフォームやらで忙しくて周りを見る余裕が無かった。
辺りを見回してみると家が数件あり、大きな建物もある。
「あれは村長の家か何かか?」
その大きな建物に入ってみた。
日が昇っているのにも関わらず光が全く射してこない。
「とりあえず、窓を開けよう。」
窓を開けて光を入れてみる。
机が置いてあるがボロボロだ。
「こういうのって、この家の住人とかが何か残している可能性があるんだよな。」
机の引き出しを開けてみると本があった。
「‥‥‥日記か何かか? 文字が読みにくくてわからないが。」
だが、何となくだが、この日記らしき物を読んでいくと、この村は昔は栄えていたみたいだが、徐々に村から人が少なくなっていたらしい。
村にいるとやる事は限られてくる、若者達は街の方が魅力がある、まぁ、気持ちはわからない訳ではない。
俺は田舎の方が魅力を感じるけどな。