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ぼっち王子の田舎暮らし  作者: こうじ
4/22

新たな住居は廃村

 森の中に入り、道らしき所を歩いていく。


「もう昼頃だな。でも、後もう少しでつくぞ‥‥‥。」


 汗をかきながらも歩く足は止まらない。


 そして、漸く目的の場所についた。


「やっとついたぞ! 今日から此所で本格的な生活を始めるぞ!!」


 疲れよりも嬉しさの方がある。


 漸く俺が目指している田舎暮らしが始まる、というワクワク感が止まらないのだ。


 俺がやって来たのは殆どが既に廃墟になっている、かつては人が住んでいただろうな、というのがわかるぐらいの場所だ。


 1年前に魔物討伐の依頼を受けた時に偶然この場所を見つけた。


 見つけた時は、勿論驚いた。


 森の奥にある小さな村だった場所。


 家らしき物は5件、畑だった場所は干からびて大地が割れている。


 奇跡的だったのが井戸が使える状態だった事。


 水さえ確保出来れば何とか生活は出来る。


 だから、この場所を新たな住居にする事に決めた。


 ちょこちょこやって来ては住む家を決めて改築したり、畑の草刈りをやったりした。


 後、近くに川が流れていたので水路を作ったりもした。


 これが一番大変で細かい調整をしながら水路は完成して上手く水が畑に流れた。


 なので、今は俺が住む辺りは人が住んでも大丈夫なくらいの状態にしてある。


 そして、1週間前ぐらいから俺の部屋から持ち物を運んでいた。


 リヤカーを使って運んでいたのにバレなかったのは運が良かったからなのか、存在が忘れられていたからなのか‥‥‥。


 まぁ、何はともあれ引っ越しは無事完了した。


 

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