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チェイン・メイル
名前:チェイン・メイル、ホ―バーク、メイル、楔帷子、チェーンメール
意味:網目
重量:8kg~20kg
概要:細い鎖を小さな輪で連ねて作った防具。
手足から踝まで覆う物、胴体のみ、頭部周囲のみと形状は時代と国によって異なり重量も比例して異なるのが特徴。
ただしベルトを使って締めるなどして重量を分散させるなど工夫がされていたので実際の重量に比べれば動き易かった面もある。
また刀剣などの斬撃には高い防御力を誇るが、槍や弓矢などの刺突及びメイスなどの打撃には構造上の理由から弱い。
一昔前なら大半の騎士が全身を覆うチェイン・メイルを着ていたと言われていたが鎧などの発達から部分的な箇所のみ使う面が近年は多くなったとされている。
特に決定的だったのは9代目国王アルフレットが考案した「アルフレット式鎧」が開発されると一気に主防具としての座を降りたとされている。
ランドルフの史記でも「チェイン・メイルは部分的に使うのが多かった」とされていて、大半の騎士も部分的にチェイン・メイルを使用するのが専らだったようだ。




