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【完結】くじ引きで竜帝国の皇太子妃に選ばれてしまった  作者: 夕凪 瓊紗.com
第8章 竜帝国の属国編

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パーティー準備


さて、何だか竜帝陛下と妃たちの意外な一面が

次々と明らかになった、今日この頃なのですが・・・

すっかり忘れていたことに(いや、忘れちゃいけないんですけどね)、

私たち、これでも皇太子の婚約者パーティー。


つまりは、帝国のパーティーなどにも顔を出さねばならないのです。


「やっぱり、みんなで出るのですか?」

と、私。


「竜帝陛下は、だいたいソシエさまとご出席なされるわ」

と、アナ。さすがは詳しいですね。

この前の夜会では、ソシエさまはあいにくと欠席だったのですが。


「あぁ、今回はソシエ妃も出席される」

と、ディル情報。


「前回は、体調不良か何かだったのかな」

と、シア。

そう言えば、欠席された理由はお聞きしていませんね。

ユリアナさまは、あぁいった場が苦手なので、

滅多に顔を出すことはありません。

いや、ほぼ顔を出さないそうです。

レオくんが言っていました。


「・・・いや、前日にユリアナ妃とサロンで飲みまくったら、

二日酔いで再起不能になったらしい」

夜会の前日に何してんですかぁ―――、ソシエさま~~~っ!!!

※台本作りです


「兄上が急にメイリィ姉上と出席することになったからね、

台本の手直しをしていたんだって」

と、ルゼくん。

今、台本って聞こえたのですが・・・

気のせいですかね・・・?


「今回はちゃんと出席するそうだから、

父上も台本通りに動くし心配ないと言っていた」

と、ディル。

いや、やっぱり台本ってなんすか。

※メイリィは台本の件を知りません。


「今回は・・・どうしましょうか・・・」


「メイリィは俺の婚約者として、もちろん同伴だ」

デスヨネー。ここでディルに抗うと、更に拘束がヤバくなります。

ただでさえ今、ディルとぴったりくっつかされております。


因みにお膝の上ではもふちゃんがお昼寝中です。


もふっ


あれ・・・背中に・・・


「んもぉっふぃ~~~~っ♡」

あ・・・でっかい白もっふぃ・ポチが、私たちの背中に、ふわもふボディを

すりすりしてくれました。

私の隣に座っていたシアが、ポチのふわもふしっぽに

そのまま顔をうずめてしまいましたね。

ふぃーくんも一緒です。


私は、ポチに背中を預け、ふわもふ心地で現実逃避を続行します。


「シアはいつも通り、ルゼくんが同行ですわね」

と、アナ。


「キーシャとたまは?」

と、ルゼくん。

因みに今も、もっふぃたちに囲まれながら、

双子に左右からぎゅーされています。


「さすがに・・・」

アナがディルを見やると・・・


「ふたりはお留守番だ」


『え―――――っ!!!』


「皇太子宮や晩餐会会場ならともかく、おおやけの、

不特定多数の人間の集まる場所には連れて行けないからな」

と、ディル。

確かに、迷子になったり、連れ去られたりしては大変です。


「いい子でお留守番してくれたら、後でケーキ作ってあげますよ」

と言えば・・・


『うんっ♡♡♡♡♡♡』

と、めっちゃかわいらしく頷いてくれたとです。

わぁ、かわゆす。

めっちゃ双子萌え。

ルゼくんが双子萌えフィーバー中です。


「私はいつも通り弟と」

と、ミフェイ姉さん。


「アナはどうするのですか?」


「私はレオを連れて行くわ」


「え・・・その組み合わせ、大丈夫なのですか?」

元婚約者同士であり、アナは夜会の場で、

レオくんに恥をかかされたのです。

今は忠実な下僕いぬだとは言え、

醜聞スキャンダルが瞬く間に飛び交う社交場では、

いささかリスキーなのでは?


「この微妙な組み合わせに、レオに言い寄るダメじょは寄り付きにくいわ」

確かにっ!!!

アナとレオくんの間のことを知っていれば・・・

普通は気まずくて近寄りがたいですよね?


「それじゃ、決定だな」

あれ・・・結局みんな、参加じゃないですか・・・

双子ともっふぃたちはお留守番ですけど。







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