表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
石畳の何でも屋ルシャ  作者: まりちゃんとだんな


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

7/7

第六話 止まった記憶

翌朝、ルシャは窓から差し込む朝日を顔に浴びながら目が覚めた。


眩しい光の向こう側からは、小鳥の鳴き声が聞こえてきた。


寝ぼけた頭で夕べの出来事を思い出した。


それからルシャは慌てて寝室の中を見渡した。


しかし、そこに黒いコートの男はいなかった。


自分が被っていた毛布を見た。


着ている服も昨日着ていたものだった。


ルシャは安心して、そのまま少し横になった。


太陽の光が眩しいが、とても暖かい。


ルシャはあの黒いコートの男の事を考えた。


彼が言っていた事といえば。


『君は、本当に何も覚えてないのか…』


が印象的だった。


確かにルシャは自分の殆どの過去の事が思い出せない。


それが何故なのか、いつからそうなったのかも、分からなかった。


黒いコートの男はそれを知っているのかもしれない。


彼に会って話をしたい。


その時ルシャは窓際に置いてある時計に目をやった。


時刻は八時近くになっていた。


今日は近所に住む女性の家で、懐中時計の修理の依頼が入っていた。


慌てて飛び起きると、朝の支度を済ませる為、急いで家の中を駆けずり回った。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ