表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
石畳の何でも屋ルシャ  作者: まりちゃんとだんな


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

4/7

第三話 郵便受けの手紙

それからルシャは奥さんと二時間以上雑談の相手をした。


時間は午後五時を過ぎていた。


奥さんは玄関までルシャを見送る。


ルシャ「楽しかったです、ありがとうございました」


奥さん「こちらこそ、ありがとう。本当に楽しかったわ、またお願いするかも。でも今度はオーブンをお願いするわね」


ルシャ「はい、今度こそちゃんと」


奥さん「じゃあ気をつけて、またね」


奥さんは手を振ってルシャを見送る。


ルシャは自転車を漕ぎ出した。


しばらく漕いでいて、街中ではガス灯が点灯し始めた。


大分暗くなってきた。


通りかかったいつものパン屋には、魅力的な匂いと暖かな光が店の中から漏れていた。


ルシャは自転車を入り口の横に立て掛けてパン屋に入った。


パン屋の主人「いらっしゃい」


ルシャは軽く会釈をした。


そして店に並んでいる中から、好きなパンを選ぶ。


ルシャはいつも買い物をする時は迷う。


しばらく考えた末に三つの商品を選んだ。


デニッシュとクロワッサン、それにいつものバゲットにした。


カウンターに選んだパンを持って行く。


パン屋の主人「いつもありがとうございます。今日のはいつもより良く出来てるから、ゆっくり食べてね。あとコレ入れとくね」


パン屋の主人は紙袋に入れるとルシャに渡した。


ルシャは代金を払い、手を振って店を出る。


自転車に跨ると、片手に紙袋を抱えて走り出す。


空を見上げると、今夜も雲行きが怪しくなってきた。


雨の降りそうな匂いもしている。


しかしルシャの店はすぐそこだった。


雨に降られる前に着いた。


自転車を入り口の横に立て掛けて、郵便受けを見た。


中には二つに折られた便箋が一枚入っていた。


それを中から取り出して、店の鍵を開けて中に入った。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ