第一印象と趣味と心残り
多分自信作です。
なんてカラフルな壁だ。
これが、「私」が『ここ』に来て最初の感想だった。
『異世界トリップ』
これ↑が最近よく見かける、恋愛小説の設定である。
魔法・魔物・魔王がある世界に召還されて『巫女か勇者になる→最強チートで世界を救う』は鉄板ネタで、逆に日本人特有の黒目黒髪の見た目差別で不憫な扱いを受け、それでも生真面目で、順応が早く、周りと溶け込み最後には絆を深めて最後には感動的にお別れしたり、恋が芽生えて永住を決意しちゃったり、トリップ転生チートものなどエトセトラ。
そして、異世界トリップに必要な要素は他にもある。その世界の住人の見た目である。
目は地球じゃあり得ない紫色や金色やアルビノ並みの赤だっだり、髪は、目同様に紫だっだり水色や、二色以上の髪は染めているのではなく地毛だっだり、服装は先ほどの目+髪でルネサンス風や中華風、アフリカの原住民など、現代なら進んで着ない服をきてたり、主人公が一目で地球じゃない!と思う。という設定もセットだ。
主人公に突然やって来た未知への遭遇に対する恐怖感と密かな高揚感、個性的な登場人物と織り成すファンタジー。
それが異世界トリップの魅力である。(作者視点)
さてさて、若干長く自分でも引いてしまうぐらい、暑苦しく語る「私」の名前は、栗山 弥由美と言います。高校2年生の17歳です。彼氏いない歴=年齢、少し縦横が大きめな女の子・・・いやはっきりいいます、180cmの肥満体型です。ちなみに部活は美術部です。
その日も、懲りもせず、ママからもやめるように言われていたコンビニで幼なじみ二人と喋りながら買い食いしている最中でした。
今思うのは、ただひとつ。
あの菓子もっと味わえば良かった!!
感想は欲しいです。
ですが、『悪い点』はオブラートに包んで下さい。