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恋愛はSEXだと思ってました。  作者: 来栖 サナ
232/233

金城潤香の困惑④

はじめまして。

初心者なので雑で汚い作品です。ごめんなさい。


実体験を元にする事で主人公の心情をリアルに描けたらなと思って頑張って書いています。

粗末な作品です。恥ずかしいばかりです。

読んで頂ける寛大な方々、ありがとうございます。


それと

貴重な評価やブックマークありがとうございます泣

「ああ?なんだブス」

「・・・どうでもいい、早く消えて」

「お前が消えろって言ってんだろ!ブス!」

「バカなの?周りが見えないの?止めないであげるから人の目のつかないとこでやって、迷惑」

「んだとこらぁ!!」

「ちょちょちょ、ちょ待った!こいつも一応女だから」

「はぁ、冷めた。あーもーいいよ、行こうぜ」


 勝手に熱を上げ勝手に冷めた彼らはぶつくさ言いながらもその場を去っていった。


 こっちの気は治ってないんだけど。ブスブス言い過ぎ。死ねばいいのに。


「潤香ちゃーーん!!」


 突然横からのダイビングアタック、そのまましがみ付きながら私の名を呼ぶのはクラスメイトの(はるか)だった。


 遥が私の名を連呼しながら半泣きで、冷静になって周りをよく見てみるとかなり人が集まっていて皆凄い凄いと私を賞賛していた。


「金城さんやばっ、超かっこいいんだけど」

「うぇ〜ん怖かったよぅ、何もできなくてごめんねー、無事でよかったよぅ」

「ホントだよ、まあいつもの事ではあるけどさ。完全に潤香が正しい、けど今日はちょっとやり過ぎ。さすがにあたしもちょっと焦ったよ」


 こんな私でも何故か女子達にはいつも評価が高い。そしてこんなにも私を心配してくれる友達もいる。

 ちょっと恥ずかしくて、でもちょっと嬉しい。


「・・・ごめんなさい」


 こういう時だけは素直な気持ちで言葉が出た。


 ◇ ◇ ◇ ◇ ◇


 少し経ったころ、学校に着くとクラスの女子達がざわついていた。


 自分の席に着くまでに少し耳にした会話を整理すると、四月に来た転校生が実は物凄い女たらしだったという話。


「・・・気持ち悪い」


 とても不愉快、でもクラスが違うんだし関わらなきゃいいだけ。


 そんな日の午後、今年の実行委員会設立にあたりクラスのHLで委員決めを行なうことになった。


 うちのクラスは私が経験者という事もあり、結局はまた私で決まり、内申点狙いの私としては願ったり叶ったり。


 そしてHLを終え私は実行委員会に出席する為、去年と同じ特別教室に来ていた。今回は第一回という事もあり委員会はものの小一時間で終了。今年の体育祭と文化祭を取り仕切る為の大まかなスケジュールと担当分けだけたった。


 昨年もやった経験者の私は仕事としては少し余裕があったが、それとは違う理由で私は今少し戸惑っている。


 仕事は基本ペアで行なうこと、それが今日休みで顔も知らないE組の男子という事。


 委員会の担当分けの時、周りの女子達が随分と私を気遣いかばってくれていたなぁ。なのにそこで何故かムキになっちゃって、あぁ後悔でしかない。


「潤香ー!!大丈夫?大丈夫!?」


 教室に戻るなり遥達が一斉に私の元まで飛んできた。


「聞いたよ!委員会でペアなったって!そのE組の男子、例の転校生のシライだよ!」


 え!?


「だよねっだよね!戸惑うのもわかるよー、大丈夫?変わろっか?」

「え?・・・あーううん、平気」


 友達の心配は当然のもの、普段の私なら多分耐えられない。でも、まさか・・・


 E組の転校生、白井君?


「実はさ、私の友達がそのシライの事知っててー、なんか例の噂とかホントみたいなんだよね」

「潤香ちゃんそう言うの一番ダメなのにっ」

「・・・そうなんだ。ううん、大丈夫。私はただ、仕事をするだけ」

「潤香ちゃん・・・えーっと、殺しちゃダメだよ」


 友達が心配してくれている中、私の心はただ一つの疑問だけ抱えずっとモヤモヤといていた。


 本当に白井君なの?

ご覧いただきありがとうございました。

恥ずかしいばかりの雑な作品と罵ってください。

むしろそれで勉強して成長したいと思います。


投稿は不定期になります。日々少しずつ時間を作って書いています。素人なので進捗や出来に関して悪くなる事がありますがご了承下さい。

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