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恋愛はSEXだと思ってました。  作者: 来栖 サナ
223/231

少しだけ、前を向こうと思いました②

はじめまして。

初心者なので雑で汚い作品です。ごめんなさい。


実体験を元にする事で主人公の心情をリアルに描けたらなと思って頑張って書いています。

粗末な作品です。恥ずかしいばかりです。

読んで頂ける寛大な方々へありがとうございます。


それと

貴重な評価やブックマークありがとうございます泣

「ねえ、明日って空いてる?」


 グラスを片付けながらそのついでのように双子妹に声をかけられた。


「え?・・・なんですか?」

「だから!明日空いてるのかって聞いてんの!」

「はっはい!えっと、夕方からなら」

「夕方・・・まあいいわ、じゃ空けといて」


 相変わらず強めに女子に押されると従ってしまうなさけない俺、自分でも嫌になるほど変わらない。


 そしてまた殺人ビームのような視線に晒される。


 ああ、見てました?

 なんか最近店でも俺にだけ超怖い感じっすよね?だんだん隠さなくなってきたし、なんなのマジで。とりあえず、ごめんなさい。


 変な緊張に動揺を隠せず、それを誤魔化すように夢中で辺りを掃除していた。


 気付けば双子の姿は既になかった。


 九時を回り夜組とバトンタッチ、先輩達に簡単に挨拶をして休憩室へ行くと椅子に座る金城さんが居た。


 いつもの流れで金城さんの着替えを待ち、その後俺も着替えるはずだった。しかしその金城さんが俺の対面で未だ椅子に座ったまま。


 平常心ではないその鋭いオーラ。

 俺はどうすればいいんですか?

 早く帰りたいです、ごめんなさい。


「いい加減はっきりさせた方がいいと思うの」

「は?」


 目の前にいるのは仕事モードの輝くような金城さんのはず、なのに今俺の目の前のこの人はバンバンに陰のオーラを出していて。


「また女の子に誘われてた」

「え?さ、さっきのですか?あれはその勢いに押されてっ。っていうかあれはそう言う誘いじゃ・・・」


 俺の言葉を切るように鋭い眼光が飛び込んできた。


 いやこれもう何人かヤッてる人の目っすよね。


 そして音も無く静かに立ち上がるとゆっくりと俺の方へ向かってくる。真っ黒なオーラを引きずるようなそんな邪悪さがあった。


 普通に怖いんですけど。


 少し俯き気味に頭を落とす金城は彼の前で立ち止まると、その刺さるような視線を彼に投げた。

 ーの、つもりだったが、視界に入ったのはこの店の名前。それは彼が着ている白いシャツの胸元にある店舗名の刺繍のロゴだった。


 あるべき所に顔が無かった事で混乱した彼女は、ゆっくり頭を上げると自身の目線より少し高い位置に彼の顔を見つけ急な動揺で声を上げて後ずさった。


「えっ!?」

「え?あれ?あ、えーっと、あれ?あれ?えーっと、えっと、えっと、えとえとえとえとえとー」


 慌てテンパったような不思議な言葉を吐きながら、後退りそのまま更衣スペースへ飛び込む金城さんだった。


 その後何度か声は掛けてみたものの、会話にならない反応で話にならなかった。そして勢いよく出てきた金城さんはそのまま逃げるように帰っていった。


「お、お疲れさまー」


 なんなんすかマジで・・・

ご覧いただきありがとうございました。

恥ずかしいばかりの雑な作品と罵ってください。

むしろそれで勉強して成長したいと思います。


投稿は不定期になります。日々少しずつ時間を作って書いています。素人なので進捗や出来に関して悪くなる事がありますのでご了承下さい。

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