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恋愛はSEXだと思ってました。  作者: 来栖 サナ
217/231

『友達』がわかりませんでした ③

はじめまして。

初心者なので雑で汚い作品です。ごめんなさい。


実体験を元にする事で主人公の心情をリアルに描けたらなと思って頑張って書いています。

粗末な作品です。恥ずかしいばかりです。

読んで頂ける寛大な方々へありがとうございます。


それと

貴重な評価やブックマークありがとうございます泣

 ベッドかと思うくらいにデカいダイニングテーブルに真っ白のクロス、そしてパスタにサラダにスープ、高級店のランチかと思うくらいに彩られたその光景を目にするたけで腹が膨れそうだった。そしてマジで美味かった。


 完食し俺達はそれぞれに椿さんにお礼を言うと、手伝う間も無く食器が片されていた。そして気がつくとその椿さんの姿も見えなくなっていた。怖ぇ。


「椿さん、美人で何でもできて凄い素敵な方」

「そうなんですそうなんです!私もエレナさんのような素敵な女性になってあき君にもっともっと好きになって貰いたいと思っているんです」


 頭にお花が咲いてそうほどの女子オーラを出しながらふらふらと黒坂に寄りかかる一ノ瀬さん。しかし、少し表情を曇らせたかと思うと踵を浮かせ何度も何度も背伸びするように頑張っていた。


 背が低い事気にしていたのか。確かに百五十も無さそう。


「だ、大丈夫だよ透子ちゃんっ。身長は関係無いよっ、それに細くてスタイルいいしっ」

「それは結羽さんみたいな方を言うんですよ。私そんなに胸無いしですし・・・」

「そっそんなこと・・・」


 変な沈黙生まれちゃったよ。


「でっでも!透子ちゃんと黒坂君の身長差、ちょっと羨ましいな!」

「まあそれは、そうなんですけどね。でもここまでくると大人と子供、最悪親子に見られそうで・・・」


 青木さんの頑張り、そして残酷な現実。


「ああー!そういえば身長といえばさ!シロちょっと背伸びたんじゃね?」

「や、やっぱり?そうだよね?私も今日会った時思ったの。ちょっと前まで同じくらいだったのに」


 突然話の矛先がこっち向きやがった!


 そんな話しの流れから青木さんに手を引かれ超至近距離に立たられる俺。


 天使が・・・俺の天使が目の前に。


「ほら、もう全然白井君の方が高いよ。背伸びしても負けちゃうかもー。さすが成長期の男の子だね」


 目の前で青木さんがさっきの一ノ瀬さんみたいにぴょこぴょこしてる。可愛い、ヤバい。抱きしめてもいいですか?


 でもこんなに背伸びた言われてるのに黒坂には全然追いつかん。あらためてこいつデカいと思った、ちょっと凹む。


「そうだ!結羽さん結羽さん、一緒にスイーツ作りません?教えて欲しいんですよね」

「うんいーよ、何作ろっかー、できるかなぁ」


 あぁ、俺の天使が行ってしまった。くそぅ。


「ならシロはこっちな、いいもん見せてやるよ」


 そして男女に分かれた俺達はそれそれに動き始めた。俺は落ちたテンションを引きずりながら黒坂に連れられ廊下を歩いている。


「ってどこ行くの?」

「まあまあ」


 にこやかにはぐらかす黒坂、そして廊下をただ歩き続ける俺達。


 え?なんなの?

 ていうか、ここ自宅だよね?どんだけ廊下長いんだよ!部屋数ヤバっ、迷子なりそう。


 住む世界の違いに圧倒されっぱなしで言葉が出ない。


「なあシロ?変な書き方して悪いんだけどさ、やっぱまだ俺達信用できねーかな」

「え?何だよ急に。そ、そう見える?」

「んー、なんとなくな。違ったならごめん」


 角を曲がった突き当たり、部屋にしては少し大きく重そうな観音扉の前で足を止めた。


「まあ、俺や透子もさ友達っていう友達居なかったからさ。事情はいろいろだけど、俺達にとってはシロはもう特別で既に友達って思ってっから」

「・・・・・」

「知っててくれればいいんだ、悪い気にすんな」


 そう言いながらその重そうな扉を開けた。


 その部屋は1Kの俺ん家がすっぽり入りそうなくらいの広さでガラスケースや棚がたくさん並び所々煌びやかに光を発していた。


 宝石、掛軸、壺や皿などの陶器類、絵画や謎の小道具などが大事そうに飾られている。

 そして一際目立ち異彩を放っていたのは、中央にスポットライトで煌々と照らされた日本刀だった。

ご覧いただきありがとうございました。

恥ずかしいばかりの雑な作品と罵ってください。

むしろそれで勉強して成長したいと思います。


投稿は不定期になります。日々少しずつ時間を作って書いています。素人なので進捗や出来に関して悪くなる事がありますのでご了承下さい。

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