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恋愛はSEXだと思ってました。  作者: 来栖 サナ
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ちゃ〜んと出会いました⑤

はじめまして。

初心者なので雑で汚い作品です。ごめんなさい。


実体験を元にする事で主人公の心情をリアルに描けたらなと思って頑張って書いています。

粗末な作品です。恥ずかしいばかりです。

読んで頂ける寛大な方々へありがとうございます。


それと

貴重な評価やブックマークありがとうございます泣

「え!?うそ、さっきの子。なんで?」

「柚奈知ってる子?」


 さっきの、ご一緒だったんすね。


「んー?どうしたの?こっちは私達しかいないよ?」

「えーえーなにこの子ー。誰かの弟さん?」


 ああこれいつものね、いいよ慣れてる。でも幼さならあんたらも変わんねーだろ。


「あー違う違うっ、こいつが最後の一人なんだ。ほら白井、あとはお前だけだからさ自己紹介」

「あ、あの、えっと・・・」


 目が、みんなの目が、頑張れ俺!


「四葉高校二年の白井巧太です。の、野村君達と同じクラスで、その・・・ええっと、こういうのはちょっと苦手なんですけど、えっと、よっ宜しくお願いしますっ」


 ・・・・・

 謎な沈黙が流れていた。


「いや真面目かっ!」


 隣に座る谷川(たにかわ)君の突っ込みをスイッチに止まった時間が進み出したように騒ぎ始めた。


 俺の自己紹介を笑いながらイジってくる男子達、その対面に座る女子達は黄色い声で騒いでいた。


 可愛い可愛いときゃーきゃーうるさい女子達、中学の生徒会選挙運動を思い出す。そして更に恥ずかしさが極まる。


「おいおい白井ー、女子達全部持ってくなよなー」

「ははっ、さすが白井。天然たらし、ウケる」


 おいっ、やめろ!たらしは誤解だ!


 そして俺ネタで盛り上がった熱がだんだんと冷めてゆく。


 基本的には野村君とその幼馴染という遠野さん主導で会話が進んでいく。

 途中で昼食を挟んだが、盛り上がりは冷めずみんなとても楽しそうだ。

 こういう場で積極的に声を出さない俺を気遣ってか野村君はバンバン俺ネタをぶっ込んでくる。転校生だとか告白とか元カノとか振られたとか・・・。ありがとう、マジでもうやめて。


「へぇ〜、一番奥手っぽいのにねー凄く意外。元カノってどんな子だったの?」

「え!?えっ、あーえと、その。かっ可愛い人ですっ、まあだいたいみんな素敵な人だったから、多分俺がいつも悪くてっ」

「え?・・・待ってどれだけいたの?」


 あー、やってもうた。いらん事俺は・・・


 結局話せそうな内容で直近の三、四人の話をした。もちろん青木さんや紫ノ宮の事は言ってないし、付き合って別れた話だけでその中身は話していない。

 聞いてきた女子達だけでなく野村君達もみんな目を丸くして固まっている。


 その後、何故か俺を暖かい目で見てくる女子達。


 なんだよっ、もう鬱陶しい。


「いやぁいろんな恋愛あるんだねー。白井君もその相手も純粋過ぎたんだよね、だからちょっとのすれ違いで気持ちが離れちゃう。ん〜切ない」

「そうだな、次に付き合う時はちょっと頑張ってチュウくらいしてみるといいぜ」

「そうですね、付き合う中でのステップアップもお互いを繋ぐ大切なものではありますね」


 いつの間にか俺の恋愛相談みたいになっている。正直だんだんとイラついてきた。


 あれこれ言いたい放題言いやがって何も知らないくせに、全部話してやろーか!

 って出来ないからこんな俺なんですけどね。


 ふと話題が変わり今度は俺は蚊帳の外のような放置プレイ。ちょっとした下ネタや最近流行りのテレビやファッションネタ、そういうのは付いていけない。


 気まずさを感じながら前の方を見ると、俺の対面に座る女子が厳しい目で俺を見ていた。更にその隣に座る子もチラチラと俺を見ている。


 確か双子って言ってたよな、確かに似てる。髪型合わせたら絶対わからない。


「ねえ」


 ポニーテールがよく似合う妹の方が厳しい目で俺を見たまま声を掛けてきた。

 柔らかい毛質でサラサラと髪を揺らしている。少し明るめな色で尾と前髪が喋るたびに光を反射しキラキラしていた。

 その横で姉の方は若干シャイなのか少し引いて縮こまっている。さっきドリンクバーの前で話した時とは大違い、俯き気味に下を向きマッシュっぽいショートヘアの艶やかな髪は天使の輪が見えていた。

ご覧いただきありがとうございました。

恥ずかしいばかりの雑な作品と罵ってください。

むしろそれで勉強して成長したいと思います。


投稿は不定期になります。日々少しずつ時間を作って書いています。素人なので進捗や出来に関して悪くなる事がありますのでご了承下さい。

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