ちゃ〜んと出会いました③
はじめまして。
初心者なので雑で汚い作品です。ごめんなさい。
実体験を元にする事で主人公の心情をリアルに描けたらなと思って頑張って書いています。
粗末な作品です。恥ずかしいばかりです。
読んで頂ける寛大な方々へありがとうございます。
それと
貴重な評価やブックマークありがとうございます泣
レストランMIRA
「あちー。なぁ、中入って待ってよーぜ」
「んー、けど白井がまだ来てないしな」
「メッセも既読付かねーしっ、忘れてねーよな」
炎天下に晒され、店の前で屯する男子達。暑さと人待ちで若干イラついていた。
すると、一人が遠くに見える人影を見つけ騒ぎ出す。
「おっ!あれじゃね!!」
「え!?マジか!さすが結城台、レベル高ぇー!」
待ってましたとばかりにハイなテンションで女子達を迎え、そのまま店に入り奥へとエスコートする。
ここレストランMIRAは、ファミレスとはいっても地元密着型のマイナーな店。しかし店構えや店内は割とオシャレなインテリアで彩られ中々の雰囲気を出している。
また、この店はちょっと珍しい作りになっていて、学生や社会人の団体客に人気があるらしい。
店内は二ホールに分かれていて、その奥のフロアを今日は貸し切っている。上手く配置すれば三十人くらい座れそうなこのフロア、贅沢にも男女十人で貸し切ったのだ。
「マキちゃん、今日はありがとう」
「ううんこちらこそだよ。なんかいい感じのメンツだしホント来てよかった、今日はたくさん楽しも」
マキと呼ばれた女子は一年で、今回この合コンを企画した野村とは幼馴染らしい。
「ところでさジュン君、クラスの仲良い五人で来るって言ってたけど・・・足んなくない?」
「あぁワリー、もう一人ちょっと遅れてて」
「あっ!なんかアイツ早く着いたけど暑過ぎてショッピングモールの方行ってたみたい、今向かってるってさ」
スマホを見ながら説明する男子、そんな事よりも早く女子達と話したいという気持ちで浮かれている。
それに引き換え皆大人しめで落ち着いた雰囲気の女子達、彼の遅れも特に気にせずそんな男子達と楽しそうに会話を弾ませていた。
皆席に座り惰性で若干の会話を楽しんでいたが、痺れを切らした野村の提案で彼を待たず先に自己紹介しようという事になった。
「じゃあ次はウチらね。まずは私から、えっと結城台一年の遠野マキです。吹奏楽やってて音楽全般好きです。それとさっきも言ったけど、ジュンーじゃなくて野村君とは幼馴染なので昔からよく知っています」
「へー、マキちゃん敬語使えたんだ」
「うっさいバカっ!」
そんなコントのようなノリで場を和ませ、次から次へとバトンを渡していく。
「え!?やっぱり!似てるなぁとは思ったけど双子なんだー。なら性格で個性違ってたりとか?」
「どうでしょう・・・私は家の事で忙しかったりしてあまり一般的な遊びとかわからないって言うのと、あと運動は得意ではないです。その点、妹の瑠奈は行動的でスポーツ万能、ちょっと憧れますね」
「そんな事ないわ、私はただ自由にしてるだけ。柚奈の方が凄いわよ」
自己紹介の延長で話が進み、互いに好感度も良くいい感じに盛り上がっていた。
「みんな美人揃いでビックリだよ、ちょっと緊張するなー。まあ野村と遠野さんペアはもう決まってっからさ、あとはこっちで楽しもーぜ」
「「はあ!?なんで!!」」
「ほら、息ぴったりー」
「ふふっ、ホントですね」
自己紹介ついでに掴み良く場を盛り上げ、野村と遠野さんを中心に会話を弾ませていた。
そんな中、双子の姉『柚奈』が立ち上がる。
「私ちょっとお水取ってきますね。その間に注文考えておいてくれますか?」
「あっ俺も行くよ!」
「一人で大丈夫ですよ。会話止めてごめんなさい」
気遣いのできる姉だった。妹も立ち上がるがそれも止めて一人ドリンクバーの方へ向かっていった。
ご覧いただきありがとうございました。
恥ずかしいばかりの雑な作品と罵ってください。
むしろそれで勉強して成長したいと思います。
投稿は不定期になります。日々少しずつ時間を作って書いています。素人なので進捗や出来に関して悪くなる事がありますのでご了承下さい。