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デスクブリミエント

【あらすじ】

天貝雄哉は、未来から狙われている。

暗殺者4人が送り込まれてきた。

その未来は、雄哉を殺すという決定を下した後に、

それを撤回したが、送り込まれた暗殺者への撤回命令が

間に合わず、現在の世界での捜索活動が始まり、

1人目が池袋で見つかったというのだ。



【登場人物】

・鉄道研究部

天貝雄哉 本編の主人公、未来の暗殺者に狙われているが自覚なし


刈谷朱音 鉄道研究部部長、3年


奥府正也 鉄道研究部副部長、3年、撮り鉄


黒崎真二 鉄道研究部2年、野球部と兼務


布良肇  鉄道研究部2年、乗り鉄


恩田健太郎 鉄道研究部1年、雄哉の誘いで鉄道研究部へ入部


浜河百合子 鉄道研究部1年、雄哉に一目惚れし入部


佐々木   鉄道研究部1年




・未来人

ウリエル 未来の暗殺者 四天王の一人

     現在は、雄哉を守る立場として居候中


ミカエル 未来の暗殺者 四天王の一人

     現在の世界に滞在、捜索中


ガブリエル 未来の暗殺者 四天王の一人

     現在の世界に滞在、捜索中


ラファエル 未来の暗殺者 四天王の一人

     現在の世界に滞在、捜索中


天田由紀子 未来から来た謎の女性、臨時教員、鉄道研究部顧問

春季体育祭が開催されていた。


曇天で、気温も上がらず、運動に適した環境だ。


最初の種目、100m走が行われようとしていた。


この種目になるにあたり、女子生徒の場所取り合戦が始まる。


お目当ては、学校一の人気とも噂される男子生徒とコアなファンの多い

男子生徒の対決があるからである。


事前にこの対決があると知った女子による場所取り合戦が始まった。


昨年の体育祭の後、その2人の写真が出回り、1枚1万円の値が付いたとも噂されている。


携帯の写真を持つもの、デジタルカメラを持つものなどが、

コーナーや本部席付近に集まる。


学校側も想定していたことなのか、特に注意はない。


今まで小さかった女子生徒の声が大きくなる。


「雄哉くん、頑張って~」


「黒崎君、応援しているわよー」


雄哉は手を振って応えたりしていた。


その声援に臆することなく、普段どおりに振舞う。


一方で、黒崎は、慣れない環境に戸惑い、顔を女子生徒から背けてしまう。


そんな黒崎を見て、雄哉が


「野球でも応援あるでしょ」


雄哉が横にいた黒崎を見上げながら言った。


それに対し、


「野球は男の声ばかりだよ。

 女の子の声援なんて聞いたことない、打ち損じた時の監督の罵声くらいだよ」

 それにこの声援は少し異質なものだからな」


「異質なもの?」


スタートの為、皆、かがむ。


一斉にスタート。


雄哉のスタートはよく、黒崎を引き離す、今年は、雄哉の先行逃げ切りだった。


「うまく飛び出せたよ」


「ゆうや、今年は完敗だ」


雄哉と黒崎ががっちりと握手する。


その光景をみた女子生徒がさらに盛り上がる。


100走の選手が退場門で解散する。


歩きながら、黒崎が雄哉に話しかける。


「やっぱり、野球やらないか?」


「えっ、採って走るあの野球を、僕が」


「打って走る、な。お前のその走力は武器になる」


「でも、僕、野球やったことないし」


「大丈夫だ、中学1年から本格的に野球を始めた奴が、

 俺を追い抜いて、2年でレギュラーとったからな」


「だって、バット持って走るんでしょ」


「そんな場面はほとんどねーぞ。

 どこで、そんな場面を見たんだ」


「僕には鉄道研究会があるから」


そんな話をしていると、一人の男子生徒が声をかけてきた。


「黒崎君、そこ僕の席なんだけど」


「ああ、わりぃ、雄哉。

 野球の話、考えておいてくれよな、それじゃな」


黒崎は自分のクラスに戻っていった。




雄哉とウリエルは夕食を食べていた。


そんななかウリエルが、今日の捜索活動の話を始める。


「今日、反応があったわ」


「本当、どこで?」


「池袋よ」


「えっ、なんで東京?」


「私にも分からないわ」


「理由は分からないわ。

 とりあえず、明日、池袋で下車して、捜索してみるわ」


「よかったー。

 2人目が見つかっただけでも嬉しいよ。

 早く、未来に帰してあげてね」

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