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未来が見えるのに大金持ちにならない話〜1日3回だけ未来がみえるメガネを貰いし男〜  作者: 南月 阿鬼羅


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5/10

彼女と焼肉と俺の奢り!!

全面的に自己責任でお願いします。

ある日の夜。


 焼肉屋で美咲がニヤニヤしながら言った。


「優馬はんや〜。最近よう勝っとりますな〜」


「たまたまですわ」


「またまた〜」


 じーっと見てくる。


 美咲はビールを飲みながら肉を焼いていた。


「まあ勝ってくれるなら私は助かるからええんやけどね〜」


「ええんかい。で、その理由は?」


「お高めの美味しい焼肉に連れてってくれるから!」


「結局そこか!」


「それ以外にも遠征で旅行気分味わえるやん」


「そっちも本音やろ」


「うん!」


 即答だった。


 二人で笑う。


 交際五年。


 同棲三年。


 年収は美咲の方が多い。

(毎月の手取りは同じやのにな。)


 病院関係の仕事なのでボーナスが良いのだ。


 元々は優馬の住んでいたハイツに美咲が引っ越してきた。


理由は、オートロック式だったから。


生活費は大体折半。


 今さら見栄を張る関係でもない。


 勝ったら少し良い店へ行く。


 負けたら家でカップ麺か美咲の飯。


 昔からそんな感じだった。


 未来視を手に入れても、それは変わらない。


 少し高い焼肉。


 少し良い居酒屋。


 少し高い食材。


 旅行先のホテルを少し上のランクにする。


 その程度だ。

読み終わってのクレームは、お止めください。

自己責任です。

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