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彼女と焼肉と俺の奢り!!
全面的に自己責任でお願いします。
ある日の夜。
焼肉屋で美咲がニヤニヤしながら言った。
「優馬はんや〜。最近よう勝っとりますな〜」
「たまたまですわ」
「またまた〜」
じーっと見てくる。
美咲はビールを飲みながら肉を焼いていた。
「まあ勝ってくれるなら私は助かるからええんやけどね〜」
「ええんかい。で、その理由は?」
「お高めの美味しい焼肉に連れてってくれるから!」
「結局そこか!」
「それ以外にも遠征で旅行気分味わえるやん」
「そっちも本音やろ」
「うん!」
即答だった。
二人で笑う。
交際五年。
同棲三年。
年収は美咲の方が多い。
(毎月の手取りは同じやのにな。)
病院関係の仕事なのでボーナスが良いのだ。
元々は優馬の住んでいたハイツに美咲が引っ越してきた。
理由は、オートロック式だったから。
生活費は大体折半。
今さら見栄を張る関係でもない。
勝ったら少し良い店へ行く。
負けたら家でカップ麺か美咲の飯。
昔からそんな感じだった。
未来視を手に入れても、それは変わらない。
少し高い焼肉。
少し良い居酒屋。
少し高い食材。
旅行先のホテルを少し上のランクにする。
その程度だ。
読み終わってのクレームは、お止めください。
自己責任です。




