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夜に近づくのが苦手
毎日この時間になると、
少ーし胸が切なくなる。
小さな家々は灯りに包まれ、
家族の皆が揃ってテーブルを囲む家もあるだろう。
テレビを見ながら一人分の夕ご飯を食べる、お婆さんも居るだろう。
はたまた、買ってきたコンビニ弁当を頬張る学生もいるかもしれない。
そして私はというと、やっぱり切ない気持ちで、家に帰るのが億劫になる。
家族も居るのに、ご飯もあるのに、なぜか帰りたくない。
rurururururu……。
電話だ。
こんな時の電話はすごく嬉しい。
忙しい自分になれば、家に帰ることだってすんなり受け入れられるのだ。
「もしもし。」
「もしもし。久しぶり!元気してた?」
男性から?いや女の人か。




