第4話 歴史と知識の補完
自宅に送還されたが部屋が記憶と違いました。
そして幸司と雫のカプセルが自動的に開きました。
すると歴史と知識の補完が始まります。
50年前の7月1日の日本時間の午前0時に世界中で震度4の地震が検知されまし。
それと同時に世界中にダンジョンが発生しました。
初日からダンジョンに入り込んだ人が死亡する事件が多発したが世界中の国で警察と軍隊に依るダンジョンの封鎖と調査が行なわれました。
その間に世界中の15歳の人の元にギルドカードが届きました。
それと同時に各国にギルドカードを扱う機械がどこからか分からないが送りつけられました。
そしてネットには誰が発信したか分からないが魔石を使った石油系燃料の代替品の製造方法の資料が発信されました。
それに依り各国で軍隊の精鋭部隊に依るダンジョン攻略が始まりました。
そしてダンジョン依りドロップ品の魔石とドロップ品が回収されました。
そして研究所で資料道理に石油系燃料の軽油、灯油、ガソリン、重油等の代替品の作成が出来て、更に二酸化炭素や有害廃棄物質の排泄が無いのが分かり石油系燃料の代替品として広まり石油はプラスチック製品の製作に特化されました。
その後も15歳に成った人には何処からとも無くギルドカードが送りつけられたが、ギルドカードには名前と生年月日と職業が記載されているが、その職業に付いての詳細な資料が何処からとも無く発表され、ダンジョン攻略が進みました。
暫くすると日本でギルドカードを持っているとステータスの閲覧が出来る事が発見され世界中に公表されました。
そして謎の機械がギルドカードを通すと獲得資金から税金と組合の手数料の30パーセントを引いた資金がギルドカードに記録される事が分かりました。
その為各国に冒険者組合が作成され、情報を共用するためアメリカに冒険者組合の本部が作られ、それに合わせて各国で法律が作成されていきました。
その様に冒険者がダンジョンに潜るのが段々と一般的に成っていきました。
そうしてダンジョンから回収された資源や食料が一般に普及してダンジョンが有るのが一般的に成っていきます。
そして日本政府はダンジョンが現れてから4年目からダンジョン攻略者を増やすためメディアミックスを押し進め、漫画やアニメの製作に補助金を出してまで押し進めました。
その中の1作品が魔法少女ダンジョンコンダーと言う漫画であり、連載終了後にアニメ化されてスピンオフの漫画や劇場版アニメ迄製作されました。
それに当時5歳だった私、佐藤雫は熱中していました。
そうして時が流れて行きましたが4年前に惨劇が発生しました。
日本の新宿に有る新宿第7ダンジョンでダンジョン崩壊が発生して多数の死傷者が出たが、多数の冒険者の働きに依り魔物は時間は掛かったが無事に撃退されました。
この惨劇の被害者には保険等が適用されず、社会問題に成りました。
私達の両親はこの騒ぎに巻き込まれ死亡しています。
この事件に依り私達は遺産相続で自宅を失い、数百万の遺産を持って10分程離れたマンションの隣り合った部屋で一人暮らしをしながら学校に通うように成りました。
そしてこの記憶により異世界転移前の平和な家族の記憶に関しては全て失なってしまったのでした。