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夢幻泡影(むげんほうよう)  作者: 赤坂純美麗
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第43話 夢で逢えた

【夢の異世界編】

周りには明るいが靄のかかったような世界が続いている・・・


リリス「んっ、んん・・・きゃっ」

突然、暗闇の中から腕が伸びてきて、リリスの体を抱きしめていた。

リリス「ちょ、ちょっと、誰!?」その人物はリリスの耳元で囁くように言った。

???「リリス」

リリス「・・・・・・冬夜さん?」

冬夜「正解」

リリス「どうしてここに?」

冬夜「それは今から説明するよ、俺は今、君の魂に話しかけている・・・」

そういうと、冬夜はリリスを離した、すっと後ろに離れた。

リリス「どういうことか説明してくれるんですよね?」

冬夜「もちろんだよ」

リリスは警戒するように冬夜に質問をした。

冬夜「まずは簡単に話していこうか、この世界には魔法があるよね?」

リリス「はい」

冬夜「そして、この世界に召喚された勇者は例外なく強力なスキルを持っている」

リリス「・・・」

冬夜「そして、今回の事件の原因であるあのキマイラはこの世界でも珍しい存在なんだ」

リリス「そうなんですか?」

冬夜「ああ、本来、こっちの世界には存在しない架空の生物なんだ・・・」

リリス「つまり、何者かがこの世界を改変させたということですか?」

冬夜「おそらくそうだろう」

リリス「そんなことって可能なんでしょうか?」

冬夜「普通は無理だね、だが今回はできる奴がいるんだ・・・この世界に限ってね・・・」

リリス「それがあなたなんですね?」

冬夜「そういうこと」

冬夜「リリスにはお願いがしたいことがあるんだ」

リリス「でも、私には何も出来ないですよ?」

冬夜「俺以外の召喚されし者を連れてきて欲しい」

リリス「え?、何処にいるかわかりませんよ?」

冬夜「召喚された者は、何処の地域でも頭角を現しているからすぐに見つかるよ、ただ連れてくるのが難しいかな」

リリス「・・・分かりました!頑張ります!」

冬夜「うん、頼むよ」

リリス「それで、これからどうするんですか?」

冬夜「俺は失われた能力を求めて旅を続けるよ・・・、でも・・・たぶんもう無理かな・・・」

リリス「・・・気をつけてくださいね」

冬夜「ありがとう、それじゃ、そろそろ時間だから・・・」

リリス「そうですね」


リリスが目を開くと、目の前にはレイの姿があった。

レイ「うわぁ!」

リリス「え?」

レイ「びっくりさせるなよ!」

リリス「ごめんなさい」

レイ「まあ、いいけどさ・・・それより、何で泣いてるんだ?」

リリス「夢を見てたみたいです」

レイ「どんな夢だったんだ?」

リリス「冬夜さんが出てくる夢でした」

レイ「ふーん、それでどうなったんだ?」

リリス「何もありませんよ!」

レイ「なんだよそれ!」

リリス「ほらもう行きますよ!」

レイ「わかったよ!」

二人はして出発の準備を始めた。


リリス「レイ先生、私は旅に出ます、皆さんにはよろしくお伝えください」

レイ「そうか、冬夜に別れを言わなくてもいいのか?」

リリス「いいんです、もう十分話せましたから」


レイ「わかった、気をつけてな」

レイ「冬夜、やっぱり彼女は行ったよ・・・、お前も見守ってやれよ・・・」


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