第41話 運命に抗う者1
【夢の異世界編】
レイ「そろそろいけるんじゃないか?」
冬夜「そうかもしれませんが、まだ倒し切れてない可能性もあります。あと数回同じことをした方がいいと思いますよ」
リリス「でも、もう結構疲れてきちゃいましたし・・・」
冬夜「・・・仕方ないか、レイ師匠は、まだいけそうですか?」
レイ「俺はまだまだ大丈夫だ」
リリス「私は後方支援します!!」
レイ「よし、いっけぇ」
雪籐「ほぅ、キマイラをここまで追い詰めるか・・・?」
そして、四回目になるとキマイラの様子が変わってきた。キマイラはその場で苦しむようにうずくまっていた。
冬夜「これはチャンスかもな・・・」
レイ「一気に決めるぞ!」
リリス「はい!頑張りましょう!」
冬夜「俺とレイ師匠の同時攻撃を合図に開始する。いいか?」
リリス「わかりました!」
レイ「了解!」
冬夜「よし、いくぞ!」
レイ「はぁー!!」
冬夜「喰らえぇぇ!」
二人が放った攻撃はキマイラに命中した。それと同時にキマイラの体が光った。すると、キマイラの体に変化が現れた。
体の色がどんどん白くなっていき、最後には全身真っ白になった。
レイ「なんだ!?」
リリス「白いです!」
レイ「どういうことだ?」
冬夜「よく分からないけど、ちょっとまて!、これがキマイラの正体か??」
リリス「はい!」
レイ「ああ、とにかく攻撃を続けよう!」
冬夜「そうですね、このまま攻撃を続けてみるしかなさそうだ!」
レイ「私が前衛でやるから、冬夜は左側から回り込んで攻撃を、リリスは右側から回り込んで攻撃を頼む」
リリス「わかりました、頑張ってください!」
レイ「ああ、それじゃあ、行こうか!」
レイは剣を構えながら、キマイラに正面から向かって走り出した。
冬夜「俺も行きます」
冬夜もレイに続くようにしてキマイラの左側の方へと走って行った。
リリス「私もいきます!」
リリスは冬夜とレイとは反対側の方向に向かって走っていた。
リリス「これでどうでしょうか?」
リリスは手に持っている剣を前に突き出しながら魔法を発動させた。その瞬間、キマイラの足元に大きな魔法陣が出現していた。
そこから大量の水が噴出していた。水はキマイラの足を飲み込む様にして襲いかかっていた。
キマイラ「ギャアァォオ!!」
キマイラの叫び声と共に、キマイラの体は少しずつ凍っていった。
冬夜「ナイス、リリス」
リリス「いえ、そんなことより早くとどめをささないとまずくないですか?」
冬夜「確かにな・・・」
冬夜の予想通り、氷漬けにされたキマイラの体が徐々に溶け始めていた。
冬夜「これならどうだっ」
冬夜は両手をキマイラに向けると、今度は手のひらの前に大きな魔法陣が出現した。そして、その魔法陣からは炎が出て来て、そのままキマイラに直撃した。
リリス「すごい威力ですね」
冬夜「よし、効いてるみたいだな」
レイ「こっちも終わったぞ」
レイはキマイラの背後に回っており、レイは背中を斬りつけていた。
リリス「終わりましたか?」
レイ「ああ、とりあえずもう大丈夫だろう」
冬夜「しかし、頑丈なキマイラだったな、この部屋は何だ?」
レイ「俺にも分からん、ただ言えることはあいつを倒さないとここから出られないって事だけだな、とりあえず、もう少しだけ探りを入れてみようか?」
冬夜「そうしましょう」
リリス「はい」
その後、三人は辺りを探し回ったが特に何も見つからず、結局出口のようなものを見つけることは出来なかった。




