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浄化スキルブック

 ナルニアに連れられてナルニアの古城に戻ってきた。


 ナルニアと共に前にも1度来た城の中庭に向かう。


 相変わらず手入れされず荒れ果てた花壇の並ぶ中庭の真ん中には巨大な木が鎮座している。


 その木の根元に作られた小さな石碑...ナルニアが作ったナルニアの家族への墓に2人で並んで手を合わせる。


「お父さんお母さんただいま。」


「落ち着いたらここ...手入れしないとな。最初は街に行くことに必死だったけど今ならいつでも来れるし。」


「うん。だね。」


 ナルニアは中庭を見回したあと、石碑を撫でながら...


「お墓って...遺骨を入れたりするけど、吸血鬼は灰になっちゃうじゃない?だから私形見をここに埋めることにしたの。」


 っと言った。


 その後、もう一度お墓に手を合わせたあと、ナルニアはお墓の前の地面を軽く掘り始めた。


「ん...形見?」


「うん。ほら、えとね。」


 地面の中から見えてきた箱を取り出しその箱を開けると...


「それって...」


「うん。浄化のスキルブックだよ。お父さんとお母さんはずっと人族と魔族が仲良く暮らす世界を夢見てたの。それでね、魔族でも聖属性魔法を使えれば人族と魔族の壁を乗り越えれるはずって考えて聖属性魔法を覚えようと頑張ってたの。結局、スキルブックまで手に入れたりしたのに...聖属性魔法は覚えられなかったんだけどね。」


 ...今は少しづつだが人族と魔族が交わってきている。それは、ムーミュやアーマを見ればわかる通りだ。


 でも、ナルニアの家族が生きていた時代はそうじゃなかったということなんだろう。吸血鬼狩りをやっていたぐらいだからな...


「はい!ファフに必要なんだよね?適正があれば読むことが出来てそれで覚えられるはずだよ。」


「あっあぁ。ありがとう。」


 ナルニアに渡された浄化のスキルブックを開く...そこには「なんと書かれているかは分からないのに何故か内容が理解出来る文字」が書かれていた。


 この文字を理解出来るかがナルニアの言う適正だ。


 適正がなければどれだけ内容を教えられてもなんて書かれているかが一切理解出来ず、逆に適正があれば赤ん坊のような文字を読めない歳でも内容が分かるという。


 パラパラと全て読んでステータスを開く...浄化Lv.1が追加されていた。


 あとはスキルレベルを10まで上げきることが出来れば浄化のスキルが足りない問題は解決出来る。


「ナルニア、本当にありがとう!!」


「うん!いい?世界は私たちが何とかするからちゃんとアイスさんのために魔神のコアを使うんだよ?」


 ...俺少し頷くのにとまどってそれをナルニアは「もー!」っといいながら仕方ないと笑った。

伏線張るのも回収するもの下手すぎてまだまだお話書くの下手だなーっと...いやーお話書くのはいろいろと勉強になりますねー

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