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しっぱい

「はぁ...あれは、ほんとにビビったなぁー。まさか神素が、時空の穴安定機の結界をすり抜けるなんて...」


「大事になる前に気づけてよかったねー。」


 神界へ戻ってきてから1週間ほどたった。


 今、俺はまりもの家でまりもと一緒に雑談しつつプレ○テをカチャカチャしている。


 雑談内容は、神界帰還1日目の帰った後に気づいた俺の想定外の出来事のことだ。


 1日目はあの後、まりもに許可を貰って鉱山に入り採掘を帰る時間まで行った。ここまでは特に問題なかったのだが...


 その後、時空の穴のゲートを設置していた部屋に帰った時、その部屋は時空の穴を伝って漏れ出た神素で侵食されていた。


 神素が、神素を含まない物質に影響を与えるのは知っていたので時空の穴安定機に空気中の神素は世界間を移動しないように対策を組み込んでいたが、完全には移動を食い止めなかったようだ。


 まだ気づいたタイミングが早く、被害1部屋で済んだからよかったがこれがナルニアや王都に広がっていたらと思うとゾッとする。


「あっおい、かえせよ。それ俺のドロップだぞ!」


「ふっふっふー...いぇーい早い者勝ちー。」


 今回の事は、俺が神界に行く事に夢中になりすぎて、安全確認を怠ったのが完全に原因といえる。今回のことを戒めにして行かなくては行けないな。


「あっ...やばっ...ぐへっ...」


「ちょまっ、まりも??何死んでんの!?やばいやばい!囲まれた!」


 え?その割には随分楽しそうなことをしてるじゃないかって?


 まぁ、いつまでもウジウジしてても意味ないしな。ちゃんと反省して次に生かせればそれでいい。


 それに今は、まりもの鉱山を粗方掘り尽くしてしまっている。


 まりもの鉱山は、一定期間でまりもの神力によって鉱石・宝石が再生成される。


 だから、鉱山が復活するまではまりもと遊ぼうってね。


 ってことで、先に死にやがったまりもを介護してきます!


「おおー...さすふぁふー!」


 何がさすふぁふだ...ちくしょう...orz

 妹の部屋に遊びに行ったら、持ってるコスメ紹介が始まったので聞いてたらこんな時間になりました。

 女の子ってすっごいそういうところにお金かけてるんですね。金額聞いてぞっとしました...

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