表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
28/77

開店準備

 次の日の早朝、俺はファフニール商店開店に向けて準備を進めていた。


 基本前にも話したが、商売が軌道に乗れば放置でお金が入るようにしていきたい。さらにあまり人を雇いたくない。


 そんな考えから俺の商店は他の店と比べてかなり異質な店になる。てかもうやった。


 だって、商品販売の方法には自動販売機を採用したからな。


 自動販売機なんてこの世界には今まで無かったから、この世界の人にはさぞ異質に見えるだろう。


 ちなみにこの自動販売機。俺が錬金術で作ったもので幅広いカスタマイズが可能な構造になっている。


 なのでゴリゴリカスタマイズした。その結果、既存の自動販売機の機能のほかに、


①稼働用エネルギーを、空気中の魔力集めてエネルギーとして無限稼働する、無限稼働機能。

②ポッチくんMark.2へ在庫状況の伝達機能

③ポッチくんMark.2からの在庫搬入受け取り機能

④ポッチくんMark.2への送金機能

⑤ポッチくんMark.2からのお釣り受け取り機能

⑥盗難防止機能


 がついている。機能はその名の通りで、お察しの通りポッチくんがアップグレードしている。


 ...便利にしたくて朝早くにアップグレードしましたが何か?


 ポッチくんのアップグレード後の追加機能として、


①サーバー機能

②セキュリティシステム

③自動錬金機能

④自動表計算機能

⑤商業ギルドへの自動納税機能


 を付けた。機能はその名通りだ。


 ポッチくんをサーバーとして、自動販売機からのデータを整理し、足りない在庫の自動錬金、表計算機能でお釣りの計算をしてお釣りを送ったり、税の計算をして自動で納税したり。


 つまるところIoTならぬMoT(Magic-net of Things)である。


 さすがにここまで魔改造された自動販売機は日本人の目から見ても異質か...


 まぁ、このシステムを実装したおかげで俺が店にいなくても、ポッチくんの中に木の在庫さえあれば放置でお金が入るようになったといえる。


 色々稼働の様子を観察して問題が起こらないかのチェックは必要だが、将来的には木なんかの材料の搬入も自動化したいな。


 ただ、そろそろ神界で集めた材料の在庫が無くなってきた。最低限のシステムは構築出来たしこれから消費を抑えれば暫くは持つが...使役のレベルのこともあるしもう少し落ち着いたら転移石のデータ1を利用することも視野に入れておこう。

そろそろ話しの進みの進行速度を上げていかないと最終的に何話になるのか分らないという恐ろしいことになるので、その加速させるための準備のお話です。

主人公が異世界にきてまだ一週間たってないんですよ...このままの進行速度では、クリスマスとかお正月とかに合わせた話がかけない...


あ、IoTいいですよね。部屋の暖房を切り忘れたときとか電気代見れなくなるのでスマホで遠隔で制御できるようにしたい。


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ