すき...だいすき
「...えと、いただきます...」
っとナルニアは言うと、カプッっと俺の首筋に噛み付いた。
まず、チクリとした痛みを感じた。その次に、その痛みはすぐに引きその代わりに噛み付かれた首筋からじわじわと快感が広がってきた。
「くぅぁ.....」
思わず、変な声が漏れてしまった。俺の口から出た声は妙に色気を感じ、女の子の身体であることを改めて実感させられた。
首筋からの快楽で変な気持ちにならないようにと心を落ち着けようとしたが、
「んくっ....んくっ...ぁ..」
顔を真っ赤にしたナルニアの喉から聞こえる小さな嚥下音が妙にエロく聞こえてしまって全く落ち着けない。
首筋から血を飲ませている...それだけの健全?な行為のはずなのに酷く興奮してしまった。
「ぷはっ...ぁ...」
ナルニアが口を離した...
もういいのか?
そう思いナルニアの方をチラ見すると、ナルニアの唇から俺の首へと、血で少し赤くなった唾液の糸がぬとっと伸びているのがギリギリ目に入り...
ドキッとして、思わず目を逸らそうとした時にナルニアのワインレッド色の目が、淡く発光しているように見えた。
「なるぅ...にっあっ...?」
「ぁ...そか...忘れてた...ごめんね...ふぁふ」
「ふぁ!?」
一瞬、俺はナルニアに何をされたのか分からなかった。力を抜いていたのが行けなかったのか、ナルニアにグイッと身体を押されて、ナルニアは俺に馬乗りになってきた......そう、俺はベットに押し倒された。
「おい、どうした...?」
俺の腹に少し重たいでも柔らかい感触が俺の心拍数をはねあげる。
「吸血鬼は思いを寄せている相手の血を直接飲むと...その...食べたくなっちゃうの。ねぇ...ふぁふゆるして?」
食べたくなるだって?
そう声を出そうとして声が出せなかった。
なぜならっ...
「んっ!!?...」
口を塞がれたから。
ナルニアは、真っ赤になりながらも俺が逃げられないように俺の頭を抑えて必死に唇を合わせてきた。
柔らかいナルニアの唇の感触が俺の全神経をキスに集中させた。甘い味が、思考をボヤけさせてナルニアのことしか考えられなくさせた。
「んっ...ぁ...ふぁ...ふ...ごめん...ね......すき...だいすき...」
食べたくなるってそっちの「食べたい」か!!
念願の!いちゃいちゃシーンが始まったよ!
こう、甘い雰囲気というか、ピンクな雰囲気というか、そういうのを表現するのって難しいものですね。




