第63話 軽率の代償
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雪乃と浅茅はモルディブでミヤビテクノロジーの会社役員を確保するべく、潜入している。
浅茅は雪乃に指示され、ビールを買いに近くの売店へ向かっている。
「それにしても急に態度が変わるのはどうなのかしら。」
雪乃が感情を持つAIの受肉体であることは未だに大佐しか知らない。
そのため、ここまで機械的なのかと、浅茅は驚いている。
「どう考えても機械が過ぎるわ。もっと人間的になってくれてもいいのに。」
雪乃を人間と認識している人にとっては、あまりにも不憫に見えてしまう。
「あ、ビールを1ダース。それとプリペイド携帯ってあるかしら?」
「こちらに。」
店員に案内され、無事ビールを購入した浅茅は、雪乃のもとへ戻る。
すると、雪乃はすでに対象と会話を始めていた。
「あ、浅茅!!こっちこっち」
「へぇ~君の友達もかわいいね。」
「でしょ?それに彼女すっごいんだよ。」
「それってどういう?」
「それは部屋で確かめてみて」
「はは!そっか」
明らかにハニートラップだったが、それを深く考えるほど賢くなかった。
それに...
「雪乃、ビール買ってきましたわ。」
「早速のんじゃおうか!」
「いえーい!じゃあKP!!」
「か、かんぱい?」
暫く合コンのような会話が続けられた。
日が沈むころには役員は一人残らずべろべろになっていた。
「お兄さん。お部屋どこか分かる」
「へ?さんがーい。」
「そっか、じゃあ私たちと楽しいことしようね」
「いえーい。もうばっきばきでーす。」
男4人は2組に分かれてホテルへ移動する。
―――その後 ホテルのエレベーター内
「浅茅さん。ここからが本番です。」
「どーしたのぉ?」
ドスッ!
雪乃が男たちを昏倒させる。」
「浅茅さん?」
「はい。急にいつもの感じで驚いていただけですわ。」
「さっそくですが、エレベーターを出て右側にある清掃用のワゴンに彼らを乗せてください。」
チン!
到着音がなり、扉が開く。
明らかに現地のスタッフらしき人物が大きなワゴンを押していた。
そこに雪乃と浅茅は男たちを乗せる。
「ހަމަ އަޅުގަނޑުމެން އެއްބަސްވި ގޮތަށެވެ. އޭގެ ޘަވާބު އޮތީ މިމީހުންގެ ލަގެޖުގައެވެ.」
「え?今なんて」
「お気になさらず。」
現地人らしき人は頷き、エレベーターに乗る。
「さて、我々は彼らの荷物を回収して、そのまま郊外へ向かいましょう。」
「このままの恰好でですか?」
雪乃たちは潜入のため、ビキニに近い衣装を着用している。
「ええ、何か問題でも?」
「ま、まあ問題というほどでは。」
「露出が多いのもある意味効果的です。」
「確かに誘惑で乗り切れる場面もありますわ。ただ恥ずかしいのです。」
「ではパーカーでも羽織りましょうか。」
「そうしていただけるのであれば」
そうして、雪乃たちは郊外の飛行場へ向かった。
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