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神の翼~黄金の翼の女神~ 前世編  作者: 和(のどか)
第五章 黄金の翼の女神

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広告の確認

「ミカエル殿、素晴らしい翼ですね!パネース様の直属の従者の方とは、良き関係を築きたいとゼウスといつも話してるの、この世界は、表裏一体でしょ」


 ミカエルは、ヘラの姑息な手を使う事は、知っていたが完全に罠にはめてきたと思った。


 世界中がこの親善試合を楽しみに盛り上がっている


 今のアントリュウスの力ならゼウスと互角以上の戦いが出来ると確信していた。


 この広告どおりなのか確認する事にした。


「この試合の場所は、天界のコロシアム、ゼウス様とアントリュウス様の神の力を考えれば、このコロシアムを選ぶのは、妥当でしょうが、ここは、ゼウス様の領地内!観客10万人収容!この観客席五万人は、アントリュウス様の陣営にしてもらいます」


 ヘラは少し不満そうな顔をして 

「わかりました!親善試合ですから貴方の言う通りね」

 ミカエルの意見を受け入れた。


 アルテミスは、ミカエルの言葉でミカエルが何を考えてるか察した。


 五万人の観衆にパネース軍天界の果ての騎士や闘神が入り試合中ゼウスが怪しい事をしたら戦争をする気だと


 ミカエルがヘラに言った。

「この広告が嘘であった場合、私も黙っていません」

 怒りの声を発した。


 ヘラは「あら怖いわ、ミカエル殿、たかだか親善試合の事でお怒りになるなんて世界が滅びそうね」


「滅んで困るのは、そちらだろう?私、個人としては、滅んでも構わないと思っている!パネース様は、銀河系の外の星雲に新たに生命を宿せる惑星を見つけいる」


「怖い事をおっしゃるのね、親善試合でしょ!楽しみましょ、この試合で観客がエキサイトしてしまうと困るわ危険物の持ち込みは、禁止にしましょ」


 そうきたか、ヘラは、抜かりがなく姑息な罠を仕掛けてくる⋯危険だと思った。


「闘技場の警備に関しても半分は、天界の果ての神にやらせる!よろしいですか?」


 ヘラが、平常心を保ちながら言った。

「よろしいですわ!この世界を守る為にも安全を考えましょ」


「もう、試合は止められなさそうですね、アントリュウス様の身に何かあったら我々は、黙っていない」


 ヘラに釘をさした。



 二人が黄金の翼の国へ帰って来た。


 アントリュウスは、ドラゴの上にタヌキンナとキツネコと乗って遊んでいた。


「ドラゴ!凄く大きくなったわね」


「体が大きくなって神殿で遊べなくなったから、これからは、外で遊ぼうよ!向こうの山で綺麗な泉や草原があるんだ」


「そんな所、見つけたの?」


 会話中に

「ちょっと待って!アルテミス達、帰ってきた!」


 アントリュウスは、空を飛びアルテミスとミカエルの所へ行った。


「アルテミス、お帰り!」


 アルテミスが無事に帰ってきて安心した。


「ミカエル!どうだったの?」


「今のところ親善試合でこの広告どおりだと、アントリュウス様は、どうお考えですか?」


「うん、やってみる!もし勝ったら私は、戦争を無くしたい!でも負けそうになったらギブアップするよ」


「そうですか!今から試合までパネース様のところで調整をしましょう、武器と防具を作ります」


 アントリュウスはミカエルに言った。


「三日待ってくれない!アルテミスとタヌキンナ達と一緒に向こうの泉に遊びに行こうと思うのよ」


「ですが!」


「だって、もし死んじゃったら1,000年は、会えなくなるでしょ!」


 アントリュウスは、ゼウスの戦いで死んだ場合蘇生出来ないように呪いをかけてくる事を察していた。

 アントリュウスも殺すとき呪いをかけて蘇生出来ないようにする神の力を使えた。


 パシッ


 アルテミスが、両手の手の平でアントリュウスの頬を軽く挟むように叩いた。


 目に涙を溜めて「死んだら許さないから」

 アントリュウスに抱きついた。


「貴方は、まだ完全に成長していない、いずれの戦いの為の練習試合だと思って、危険を感じたらすぐギブアップして」


「わかった!危険を感じたら、すぐギブアップするね!」


 泣いてるアルテミスを抱きしめて頭を撫でた。


 タヌキンナが「もしアントリュウス様が死んでしまったら私達も一緒に死のうよ!そうしたら1,000年後も、私達は一緒だね」


 ミカエルが怒った顔をして言った。


「何を言ってるんですか?死んで蘇ると言っても、アントリュウス様でしたら可能でしょう!ですが、アントリュウス様とて過去の記憶を持って生まれるとは、限りませんよ!それに貴方達の神の力でしたら転生がどのくらいかかるかわからないのです!それに何か別のものに生まれ変わっている可能性があります!死んでしまったら終わりだと思ったほうがいい」


 その言葉でタヌキンナは、泣き出してしまった。


 アントリュウスが死んでこの世界からいなくなった事を考えてしまった。


 ミカエルが言った。


「だから絶対死なせない」


「うん!わかったわ!」


 アントリュウスが笑顔でこたえた。


 アントリュウスは、泣いてるタヌキンナをあやした。


「三日間は、タヌキンナ達と遊ばせて、ず〜と忙しくて遊んでなかったの」


「わかりました!私は、パネース様の所でお待ちしています」


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