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神の翼~黄金の翼の女神~ 前世編  作者: 和(のどか)
第五章 黄金の翼の女神
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ゼウス神殿

 アポロンが、黄金の翼の国へゼウスの伝言で従者を連れて来た。


 ゼウスは、天界の始まりと天界の果ての平和協定を結ぶ話し合いとアントリュウスとアルテミスの結婚報告を受けると言うことでゼウス神殿に招待される事になった。


 アポロンもオリンポス12神として神殿に呼ばれている。


 アポロンと従者は、黄金の翼の国で3日ほど滞在することになった。


 アルテミスがアポロンに「この国気にいった?」


「ああ!平和だな、くつろいでても危険を感じない安心感がある」


「アントリュウスが魔素を浄化して神のオーラを強くしてるからよ」


「いつでも遊びにいらっしゃい」


「ああ!この国と戦争にならなければいいがな」



 ゼウスに会う日がきた。

 アントリュウスとアルテミスは、ドラゴに乗りゼウス神殿に向かった。


 ゼウス神殿に着くとゼウスの従者の神々から緊迫した空気の中での出迎えを受けた。


 ゼウスの従者達が、神龍に乗って神殿に来たアントリュウスに警戒心を煽った。

「神龍に乗ってくるとは、こんなのが暴れたら神殿が壊れるぞ」


 アルテミスがゼウス達に説明をした。

「この神龍は、ここで待機する!暴れないから安心しろ」


 従者達の動揺が収まらなかった。


 アントリュウスがドラゴに「悪いけど、ドラゴの体だと中に入れないからまた、後で呼ぶよ」


 ドラゴは、一旦神殿から離れた。


 アントリュウスとアルテミスは、神殿の中に案内された。


 奥まで進むとアフロディーテが出迎えにきた。

「アントリュウス様、お初にお目にかかります!アフロディーテと申し上ます!ここからは、私がご案内させて頂きます」


「アフロディーテ!久しぶりだね」


 久しぶり!?

「以前にお会いしたことがございましたか?」


「私、フローラよ」


「何でそんな男の格好してるの?」


「話すと長くなるから、また今度話すよ」


「大丈夫よ!私、内緒にしてあげるから、今度、黄金の翼の国に遊びに行っていい?」


「うん、いつでもおいでよ」


 アフロディーテは、アントリュウスの近くに嬉しそうによってきた。

「ねぇ!ゼウス殺すの?」

 と小さな声で言った。


「殺さないよ!話し合いにきたのよ」


「私は、貴女の見方だからね!」

 嬉しそうに言った。


 アルテミスがそれを見て「アフロディーテと仲がいいのね」

 少し不機嫌そうに言った。


「あら、アルテミス!いいの捕まえたわね、大丈夫よ!私、女より男が好きだから」


 ゼウスと側近の神々やオリンポスの神がいる広い部屋に案内された。


 ゼウスがアントリュウスに話しかけた。

「よく来たな!アントリュウス」


「初めまして!ゼウス」


 周りにいた側近の神々の空気が悪くなった。


 ゼウス様を呼び捨て!?


 アフロディーテが次の展開にワクワクしていた。


 やるぅ~!アントリュウス!バトル バトル!


 バトルは、なかった。


 ゼウスの側近達と席に着き会議が始まった。


 ゼウスがアントリュウスに言った「フローラの国は、この戦争に参加しないと聞いてが?」


「ああ!私の国は、参加しない」


「レムリアとアガルタの戦争については、どうだ!反対か?」


「それは、勝手にやればいい!フローラの国に危害がなければ構わない」


「ほう!人間を守る神と聞いたが?人間同士に戦争をされる事も構わないと言うのか?」


「ああ!人間を守る神?誰が言ったかわからないが、心の優しい人間は、守りたい!人間がすべて好きなわけではない」


「アントリュウス!お前の国に危害を加えなければ、私に歯向かわないのだな」


「こちらから歯向かった事はない!それと、アルテミスには、絶対に危害を加えないと約束してほしい」


「アルテミスがそんなに大事か?」


「私の中で一番大切なのは、アルテミスだ!アルテミスは私の国へ来る」


 アルテミスが補足した。

「アルテミスの国は、ゼウス様にお返しします!国から私の従者達が300人くらい移住してますが、後の神々は、ゼウス様にお任せします」


「よかろう!協定を結ぼう」

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