再会
久しぶりに会ったキュレアは、強いオーラを放っていた!
従者達も緊迫した雰囲気だった。
アントリュウス達が驚いた。
タヌキンナが、アントリュウスの顔を見て「キュレア、どうしたんですか!変わっちゃったの?」
キュレアが、恐い顔をして、「アントリュウス!この国に何の用だ!」
「キュレア!何なのこれ?いつでも遊びに来いって言ったでしょ!」
「えっ!その声は、フローラ?」
「フローラよ!何これ?」
従者達の緊迫した空気がやわらいだ。
「悪い、悪い!何で男の格好してんだ?それに名前もアントリュウスに変えてるならそう言えよ」
アントリュウスは、少し怒った口調で「まさか、こんな出迎えされると思わなかったわよ」
フローラを知ってる兵士達が寄って来た。
「久しぶりですね!見たときフローラ様に似てると思ってたんですよ」
タヌキンナは、思ってたら言えよ!と心の中で思った。
「キュレア!また、戦争なの?」
「ああ!今度は、今までにない大きな戦争になる」
「大きな戦争って!敵は?」
「アレスが天界の果ての、あっちこっちの国を傘下にして、デカイ連合軍にしちまって、ここを狙っている」
「また、あいつ!」
キュレアが、アントリュウスを見て!「フローラ・・・その格好だとフローラって呼べないな!」
「アントリュウスと呼びなさい!」
「手伝ってくれるのか?」
「あたり前でしょ!同盟、何だから!」
食事をしながら状況を説明する事になった。
「アントリュウス!その格好なんだけど、元の可愛いフローラと話しをしたいな」
「その手には、のらないわよ!人間の私の国で嫌らしい目で見られまくられたわよ」
「俺は、そんな目で見ないよ」
「私の国の人達も同じ事を言ったのよ」
キュレアが、落ち込んだように「フローラがいなくなってしまったと思うと寂しいな」
「私も、人生経験を積んだわ!今の貴方の言葉で、二手先、三手先がわかるようになったわ」
キュレアが納得しないようなので、アントリュウスが元の姿に戻る事にした。
「わかったわよ!絶対お約束ごとだと思うけど」
アントリュウスは、女の姿に戻った。
男の衣服で女の姿に戻ったため、衣服の胸元がはち切れそうになり、エロさが増した。
アントリュウスが、顔を赤くしながら「どう!」
周りにいた、男達は、アントリュウスの女っぽい姿を見て鼻息を荒くした。
アントリュウスは、キュレアを睨んだ。
キュレアは、恥ずかしそうに赤い顔をして睨んだアントリュウスの表情が、たまらなく可愛い女に見えてしまった。
そして、キュレアの視線が、胸の谷間にいってしまった。
キュレアも、鼻息を荒くしたが、慌てて誤魔化した。
「こんな、可愛い女になってしまうとは!」
「フローラは、死んだと思って!貴方ならいつか笑えるわ!」
そう言って、男の姿になった。
「今の姿が死んでしまったと思うと悲しいよ」
エロい目で見てしまったキュレアは、反省したが、アントリュウスの女の姿が頭に残ったままだた。
「いつか笑えるわよ!キュレアなら」と言って、また睨んだ。
アルテミスも、キュレアを睨んだ。
キュレアは、苦笑いをして、「これからは、アントリュウスと呼ぶよ」と言った。
「大きな戦争になったら、大勢の神が死ぬわね!私、お父さんに相談してみる」
キュレアが、フローラにお父さん?
「お父さんって!?」
「この天界の果てで、王なのよ!パネースっていうの!」
キュレアが驚いた。
「パネース様!」
アントリュウスの言葉に食事をしていた神々も手がとまり、驚きの顔をした。
キュレアが慌てるを見て「アントリュウスって、パネース様の息子なのか!?」
「娘よ!」アントリュウスは、怒った口調で言った。
「あんたね、いつも私を怒らせて遊んでるの?」
「違うよ!」
キュレアは、悪気は、なかった。
「アレスの傘下になってる神達だって、嫌々戦争をさせられてるんでしょ」
「そりゃそうだろ!アレスに従わなければ国が滅ぼされからな、嫌々傘下になってるだろうな」
「私は、キュレアの国を守りたい、できれば傘下の神達も殺したくない、お父さんから言ってもらえば戦争しなくてすむかも」
アントリュウスは、パネースの所へ向かった。




