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神の翼~黄金の翼の女神~ 前世編  作者: 和(のどか)
第四章 黄金の翼の国
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再会

 久しぶりに会ったキュレアは、強いオーラを放っていた!

 従者達も緊迫した雰囲気だった。


 アントリュウス達が驚いた。


 タヌキンナが、アントリュウスの顔を見て「キュレア、どうしたんですか!変わっちゃったの?」


 キュレアが、恐い顔をして、「アントリュウス!この国に何の用だ!」


「キュレア!何なのこれ?いつでも遊びに来いって言ったでしょ!」


「えっ!その声は、フローラ?」


「フローラよ!何これ?」


 従者達の緊迫した空気がやわらいだ。


「悪い、悪い!何で男の格好してんだ?それに名前もアントリュウスに変えてるならそう言えよ」


 アントリュウスは、少し怒った口調で「まさか、こんな出迎えされると思わなかったわよ」


 フローラを知ってる兵士達が寄って来た。

「久しぶりですね!見たときフローラ様に似てると思ってたんですよ」


 タヌキンナは、思ってたら言えよ!と心の中で思った。


「キュレア!また、戦争なの?」


「ああ!今度は、今までにない大きな戦争になる」


「大きな戦争って!敵は?」


「アレスが天界の果ての、あっちこっちの国を傘下にして、デカイ連合軍にしちまって、ここを狙っている」


「また、あいつ!」


 キュレアが、アントリュウスを見て!「フローラ・・・その格好だとフローラって呼べないな!」


「アントリュウスと呼びなさい!」


「手伝ってくれるのか?」


「あたり前でしょ!同盟、何だから!」


 食事をしながら状況を説明する事になった。


「アントリュウス!その格好なんだけど、元の可愛いフローラと話しをしたいな」


「その手には、のらないわよ!人間の私の国で嫌らしい目で見られまくられたわよ」


「俺は、そんな目で見ないよ」


「私の国の人達も同じ事を言ったのよ」


 キュレアが、落ち込んだように「フローラがいなくなってしまったと思うと寂しいな」


「私も、人生経験を積んだわ!今の貴方の言葉で、二手先、三手先がわかるようになったわ」


 キュレアが納得しないようなので、アントリュウスが元の姿に戻る事にした。


「わかったわよ!絶対お約束ごとだと思うけど」


 アントリュウスは、女の姿に戻った。


 男の衣服で女の姿に戻ったため、衣服の胸元がはち切れそうになり、エロさが増した。


 アントリュウスが、顔を赤くしながら「どう!」


 周りにいた、男達は、アントリュウスの女っぽい姿を見て鼻息を荒くした。


 アントリュウスは、キュレアを睨んだ。


 キュレアは、恥ずかしそうに赤い顔をして睨んだアントリュウスの表情が、たまらなく可愛い女に見えてしまった。

 そして、キュレアの視線が、胸の谷間にいってしまった。

 キュレアも、鼻息を荒くしたが、慌てて誤魔化した。

「こんな、可愛い女になってしまうとは!」


「フローラは、死んだと思って!貴方ならいつか笑えるわ!」


 そう言って、男の姿になった。


「今の姿が死んでしまったと思うと悲しいよ」


 エロい目で見てしまったキュレアは、反省したが、アントリュウスの女の姿が頭に残ったままだた。


「いつか笑えるわよ!キュレアなら」と言って、また睨んだ。


 アルテミスも、キュレアを睨んだ。


 キュレアは、苦笑いをして、「これからは、アントリュウスと呼ぶよ」と言った。


「大きな戦争になったら、大勢の神が死ぬわね!私、お父さんに相談してみる」


 キュレアが、フローラにお父さん?

「お父さんって!?」


「この天界の果てで、王なのよ!パネースっていうの!」


 キュレアが驚いた。

「パネース様!」


 アントリュウスの言葉に食事をしていた神々も手がとまり、驚きの顔をした。


 キュレアが慌てるを見て「アントリュウスって、パネース様の息子なのか!?」


「娘よ!」アントリュウスは、怒った口調で言った。


「あんたね、いつも私を怒らせて遊んでるの?」


「違うよ!」

 キュレアは、悪気は、なかった。


「アレスの傘下になってる神達だって、嫌々戦争をさせられてるんでしょ」


「そりゃそうだろ!アレスに従わなければ国が滅ぼされからな、嫌々傘下になってるだろうな」


「私は、キュレアの国を守りたい、できれば傘下の神達も殺したくない、お父さんから言ってもらえば戦争しなくてすむかも」


 アントリュウスは、パネースの所へ向かった。


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